富士通と富士通マーケティング(FJM)は4月22日、中堅・中小企業向け統合基幹業務アプリケーションシリーズを刷新し、「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA きらら」として5月31日より提供することを発表した。販売、会計、人事給与の各アプリケーションを提供する。
GLOVIA きららシリーズは、「GLOVIA きらら 販売」「GLOVIA きらら 会計」「GLOVIA きらら 人事給与」の3製品をラインアップしている。
GLOVIA きらら 販売では、主に消費財を扱う顧客向けの標準モデル(Type I)と、生産財を扱う顧客向けの卸売業向けモデル(Type II)を用意している。卸売業向けモデルでは、受注/発注データのひも付け機能、長い商品コード( 40ケタ)管理など、業界特有の機能を搭載した。
両社では、顧客業務に合わせてGLOVIA きららシリーズを柔軟にカスタマイズ、機能追加できるとしている。また、GLOVIA きらら 販売では、製品改良(バージョンアップ)を年3回予定するなど、顧客業種ごとの商習慣や固有業務にいち早く対応していく。
価格(税抜)は、GLOVIA きらら 販売のType Iが50万円から、Type IIが65万円から。GLOVIA きらら 会計(パッケージ版)が58万円から。GLOVIA きらら 人事給与(パッケージ版)が45万円から。なお、会計と人事給与については、6月にSaaS版の提供も予定している。