HTCは、海外において新フラグシップモデル「HTC 10」を発表した。従来のフラグシップ機は「HTC One」「HTC One M9」といった名称だったが、よりシンプルな製品名となっている。発売は5月初旬を予定。米国や台湾などではすでに予約受付を開始しており、価格は699ドル、2万2900台湾ドルなど（約7万7000円）。日本での発売はリリースでは触れられていない。
HTCの新フラグシップ「HTC 10」が海外で発表。側面の大きなカットが印象的だ
HTC 10の主なスペックは、ディスプレーにWQHD解像度（1440×2560ドット）の5.2型液晶、CPUはSnapdragon 820 2.2GHz（バリエーションあり）、4GBメモリー、32 or 64GBストレージ、3000mAhバッテリー、Android 6.0など。なお、USB端子はType-Cを採用している。
デザインはHTCのフラグシップ機らしいメタルボディーに、側面が斜めに大きくカットされているのが特徴的。カメラは採用例が増えている、1.55μmピクセルで1200万画素の大型センサーを搭載。F値1.8＆26mm相当の広角レンズや0.6秒の高速起動も売り。光学式手ブレ補正も搭載し、RAWデータの保存にも対応する。インカメラは500万画素で、こちらも光学式手ブレ補正を搭載。レンズはF値1.8＆23mm相当。
注目はやはりカメラ。リア／インともに光学式手ブレ補正を搭載
イマドキのフラグシップ機に必須の指紋センサーも
最近のフラグシップ機のトレンドを取り込み、さらにハイスペックかつHTCらしいデザインでまとまっている。国内での発売にもぜひ期待したい（au？ SIMフリー？）。
| 「HTC10」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 5.2型液晶 |
| 画面解像度 | 1440×2560ドット |
| サイズ | 約71.9×145.9×3～9mm |
| 重量 | 161g |
| CPU | Snapdragon 820（クアッドコア） |
| メモリー | 4GB |
| ストレージ | 32 or 64GB |
| 外部ストレージ | microSDXC（最大2TB） |
| 最大通信速度 | 下り最大450Mbps |
| OS | Android 6.0 |
| カメラ画素数 | リア：12メガ／イン：5メガ |
| バッテリー容量 | 3000mAh |
| SIM形状 | nanoSIM |
