NTT東日本とALSOKは3月31日、中小企業のマイナンバー制度向けのセキュリティ対策で協業すると発表した。
マイナンバーの厳格な管理が求められる中、NTT東日本とALSOKは3月31日より、互いの高セキュリティなサービスをそれぞれの顧客に対して紹介する取り組みを始める。
NTT東日本が提供する、クラウド上でマイナンバー情報を安全に保存可能なオンラインストレージ「フレッツ・あずけ~る PROプラン」をはじめとしたネットワークサービスと、ALSOKが提供する、不審者の侵入を防ぐ「ALSOK監視カメラシステム」や「出入管理システム」などの警備システムを組み合わせて提案することで、中小企業がマイナンバーを安全に管理できる環境をトータルに実現するという。
なお、「フレッツ・あずけ~る PROプラン」は、回線認証や端末認証等の高セキュリティ機能に加え、マイナンバー制度対策に必要なアクセスログの蓄積、マイナンバーデータの自動削除機能などを備えるのが特徴。「ALSOK監視カメラシステム」では、監視カメラに「ALSOKガードシステム」を組み合わせることでカメラやレコーダーの異常も常時監視し、異常時にメンテナンスを出動させられるのが特徴。
今後は両社のノウハウを共有した上で協業を強化するとともに、中小企業向けの新たなサービスの検討も進めるとしている。