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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第19回

再現性高い! いろいろな手榴弾のレプリカを買ってみた

2016年03月25日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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ジャングルクリップが初付属の手榴弾

 まずは普通の手榴弾から。第二次世界大戦のころに使われていた「Mk II(マークツー)手榴弾』は、破裂しやすいように表面に溝が掘られていて、その見た目からパイナップルと呼ばれていました。その後、改良されて表面がツルンとした「M26手榴弾」となり、こちらはレモン。現在は丸っこい「M67破片手榴弾」となり、俗称はアップル。すっかり果物つながりです。

M67破片手榴弾。信管に点火後約5秒で爆発し、半径5メートル以内の人間に致命傷を与え、半径15メートル以内に破片をまき散らします

 このM67破片手榴弾のレプリカはスパルタンエアソフトというメーカーの物。キット状態ですが組み立ては簡単。ただ説明書がないのでパッケージの写真を見て組み立てる必要があります。

M67破片手榴弾はキット状態。左上はM4やSIG P226などの銃に貼るラベルシール。オマケなのか、なぜか入っていました。下の真ん中のゴムバンドは、グレネード類を防弾ベストに固定するのに使います

 これまでにもレプリカ品はいくつか出ているのですが、その中でも一番のデキ! 本体はプラスチック製なので軽いのですが、表面のザラつき加減と塗装により、まるで金属製に見えます。また、実際の手榴弾は中に起爆するための信管があるのですが、それもしっかり再現されています。

 ジャングルクリップと呼ばれる安全装置が付いているのもポイント。これは万が一ピンが不用意に抜けてしまっても爆発しないよう、安全レバーを二重に固定するもので、レプリカで再現されたのは初なのです。

リアルな信管付き。パッケージの写真はピンが反対側から挿してありますが、ほかのグレネードにあわせてこちら側にしました

安全レバーを押さえているのがジャングルクリップ。これが付属するのは初だそうです

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