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カシオ、スライドキーボードPDAっぽい英語学習ガジェット

2016年03月24日 14時00分更新

文● 盛田 諒(RyoMorita)

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 なんですかこのムダに欲しくなる外観は!!

 カシオが24日、電子辞書「Ex-word RISE」を発表した。タブレット形状、スライドキーボード付き。4月15日発売予定。価格は収録本数が120本のハイエンド「XDR-A20」が4万5360円、40本のスタンダード「XDR-A10」が3万4560円。

 端的に言えば、英語学習に特化したタブレットのようなもの。移動時間はタブレット、机にいるときはキーボードを出したPDAのようなスタイルで、利用場面に応じた勉強ができるのが特徴。音声が出る。

 マイク、イヤホン端子あり、通信機能なし、外部拡張なし。必要なコンテンツはすべて端末におさまっているので通信の必要がないというのが逆に新しい気がする。勉強に飽きてもゲームはできない。バッテリー持続時間は6時間予定。

 メインコンテンツは「イングリッシュトレーニングジム」。ボキャブラリー、リスニング、スピーキング、テスト対策(TOEIC、TOEFL)などコンテンツを選んで使う。前機種に比べて「初級・中級・上級」がわかりやすくなった。

 語彙モノは「キクタン」シリーズ、リスニングは「ラジオ英会話」1年分と「ラジオ基礎英語」3年分を収録。スピーキングには英語教材で有名なデイビッド・セイン先生を採用。マイクを使った発音練習もできる。

 ハイエンドには英語辞典「ジーニアス英和辞典」「リーダーズ英和辞典」、国語辞典「デジタル大辞泉」「明鏡国語辞典」なども収録。カレンダーや電卓機能にくわえて電子書籍まで入っている。勉強になるのだろうか??

 ディスプレイ解像度は528×320ドット。本体サイズは幅155.0×奥行92.0×高さ15.3mm。重量は約260g。

 側面のボタンは電源・イヤホン・ボリューム調整だけとシンプルにまとめた。カラーバリエーションはハイエンドがブラックとレッド。ベーシックはホワイト。英語勉強しないとな~という人、とりあえず形から入るのもアリでは。




盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。好きなものは新しいもの、美しい人。腕時計「Knot」ヒットの火つけ役。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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