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世界初「4つの動作モード」搭載、AP10台までコントローラーなしで一括管理

ネットギア、法人向け11ac対応無線LAN AP「WAC720」発売

2016年03月10日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ネットギアジャパンは3月18日より、802.11ac対応の法人向け無線LANアクセスポイント「WAC720」の国内販売を開始する。コントローラーなしでも最大10台を一括設定/管理できるモードなど「4つの動作モード」を備えており、段階的な無線LAN導入において無駄のない投資ができる製品。

ネットギアのデュアルバンド/802.11ac対応無線LANアクセスポイント「WAC720」

 WAC720は、2.4GHz帯/5GHz帯のデュアルバンド、802.11ac規格(および11a/b/g/n)に対応した無線LANアクセスポイント。電源コンセント不要のPoE給電対応、コンパクトな筐体(197×197×40mm)など、設置も容易なデザインを目指した。

 WACは、世界で初めて単一ハードウェアで4つの動作モードを選べるアクセスポイントであることが特徴となっている(下記参照)。4つの動作モードはファームウェアの入れ替え(または設定変更)により切り替わり、追加コストは不要。

●スタンドアロンモード:アクセスポイントごとにWeb管理画面にアクセスし、設定や管理を行う
●クラウドモード:ネットギアが運営するクラウド型の無線LAN管理サービス「BCWM(Business Central WirelessManager)」を介してアクセスポイントの設定/管理を行う。複数拠点のアクセスポイントを一括管理する場合に最適
●コントローラーモード:ネットギア製の無線LANコントローラー(WC9500、WC7600)を使用してアクセスポイントの設定/管理を行う。アクセスポイント間の負荷分散、無線LAN子機のローミングなどが可能
●アンサンブルモード:1台のWC720をコントローラー役として、最大10台(コントローラー役を含む)を一括設定/管理する。コントローラー製品なしでも負荷分散やローミングに対応

 各動作モードを切り替えることで、アクセスポイントが1台のみの無線LAN環境(スタンドアロンモード)から、10台までの環境(アンサンブルモード)、さらに規模の大きな環境(コントローラーモード)、多拠点環境(クラウドモード)まで、段階的な導入/拡張に際してもハードウェアを買い換える必要がなく、IT投資が無駄にならない。

 WAC720の税込価格は7万5600円。

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