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「Security Analytics」アプライアンスに「NetApp Eシリーズ」ストレージを組み合わせ

ブルーコートとネットアップ、フォレンジック装置でタッグ

2016年03月10日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 ブルーコートシステムズとネットアップは米国時間2月24日、長期のネットワークフォレンジック分析を可能にするための高密度ストレージソリューションを共同提供することを発表した。ブルーコートの10Gネットワーク対応アプライアンスとネットアップのストレージを組み合わせ、キャプチャ可能な日数を「週レベルから月レベルへ」と大幅に拡大する。

 同ソリューションは、ブルーコートのネットワークフォレンジックアプライアンス「Security Analytics」とネットアップの「Eシリーズ」ストレージを組み合わせて提供するもの。Security Analyticsでは、従来の2Uから1Uへとコンパクト化した10Gネットワーク対応モデルを提供する。同アプライアンスはEシリーズを外部ストレージとしてサポートしており、アプライアンス1台あたり最大720TBまで拡張することができる。

 この新しいソリューションにより、コンパクト/高密度な構成にもかかわらず、より長期間のネットワークトラフィックをキャプチャすることが可能となる。特に、高度かつ持続的な標的型攻撃において、犯人がどのように侵入したか、情報漏洩がどのように発生し何が漏洩したか、といった価値の高い証跡を確保でき、インシデントレスポンスの迅速化にもつながるとしている。

 なお同ソリューションはブルーコートのリセラーを通じて販売される。

Security Analyticsアプライアンス+NetAppストレージによるソリューション構成例

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