オランダのジェムアルトは現地時間2月25日、「SafeNet Cipher Technology Partners」プログラムの拡大を発表した。MongoDB、Nutanix、Pivotalなど250社、750以上のサードパーティ製品とクラウドサービスに、セーフネットのデータ保護ソリューションが対応している。
ジェムアルトは2015年にセーフネットを買収し、認証やデータ暗号化、暗号鍵管理などのデータ保護/個人情報保護ソリューションを展開してきた。
旧セーフネットでは2014年6月にSafeNet Cipher Technology Partnersプログラムを立ち上げており、セーフネットのデータ保護ソリューションのエコシステムを構築してきた。具体的には、セーフネットが持つ多要素認証、仮想化/クラウド環境のデータ暗号化、HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)サービス、暗号鍵管理、データ暗号化の各テクノロジーを、プログラム参加ベンダーの製品/サービスに統合可能にする。
今回は、クラウド、ネットワーク、決済、ストレージなど、同プログラムのパートナーシップとカバレッジを拡大した。発表されている同プログラムの参加ベンダーは以下のとおり。ジェムアルトでは「セキュリティ業界最大のデータ保護エコシステム」だと述べている。
- ビッグデータ:Apache、IBM、MongoDB
- クラウド&仮想化:Amazon Web Services、Box、Google、Microsoft、Salesforce.com、VMWare
- 通信&ネットワーク:Cisco、F5 Networks、Juniper Networks
- 金融サービス&決済:ACI Worldwide、Ingenico、MasterCard、Miura Systems、Symbiont、VISA
- セキュリティ:Blue Coat Systems、Palo Alto Networks、Skyhigh Networks、Symantec
- ソフトウェア:Citrix、IBM、Microsoft、Oracle
- ストレージ&バックアップ: Commvault、Dell、NetApp、HP、Hitachi Data Systems、IBM、Nutanix