グーグルは3月2日、東日本大震災で被害を受けた地域におけるGoogleマップのストリートビューを更新した。
今回公開された画像は、2015年6月から2016年1月にかけて、岩手県、宮城県、福島県、茨城県内の59市19町4村を撮影したもので、2011年よりはじまった「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環となる。
ストリートビューでは、5年間で大きく変わった景色や変わらない景色などを見ることができる。
グーグルはブログで、ストリートビューとして被災地の様子を撮影・公開することで、地震や津波が引き起こす被害を知ってもらうきかっけとなり、後世に震災の記録を継承し、また震災の記憶の風化を防ぐことにつながることを期待していると伝えている。
なお公開されたストリートビューは、Googleマップおよび「未来へのキオク」サイトで見ることができる。