エスネクストは2月18日、finalブランドのヘッドフォン「SONOROUS III」と「SONOROUS II」を発表した。
2015年10月発売のフラッグシップヘッドフォン「SONOROUS X」で採用したフロントプレートとドライバーユニットを一体化する製法を取り入れた。素材はガラスを混合して強化したポリカーボネイトで、振動板にはSONOROUS Xと同じくチタンを採用している。ハウジングは硬質ABS樹脂で、シボ塗装仕上げ。
音質の調整を繰り返し、製品化の候補にあがった2種類の音質をIIIとIIとしてそのまま販売することにしたという。違いはイヤーパッドの素材と部品構成で、IIIはモニターライクで広い音場が特徴、IIは広域の倍音再生に特化し、情報量の多いサウンドとしている。
主な仕様はいずれも共通で、インピーダンス16Ω、感度105 dB/mW、重量およそ410g、ケーブル長150cm(着脱式)。直販価格はSONOROUS IIIが4万3800円、SONOROUS IIが3万7800円。3月10日に発売する。