履歴メニューが追加された
Windows 10最新ビルド「11102」リリース、Edgeが改善された
2016年01月27日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
最新ビルド「11102」リリース、Edgeが改善された
1月21日、FastRing向けに新ビルドがリリースされた。1月13日にビルド11099がリリースされた(第63回「Windows 10 Insider Previewの進化が止まった?」参照)のに、もうビルド11102が登場したのだ。ナンバーが3つしか増えていないことからもわかるように、今回もそれほど大きな違いはない。
新機能としてWindowsブログで発表されたのは、Microsoft Edgeの履歴メニュー。Internet Explorerには元からある機能で、ブラウザの「戻る」「進む」ボタンを右クリックすることで、履歴メニューが現れるというものだ。便利と言えば便利だが、もうちょっとペースを上げて大きく改良して欲しいところだ。
同時に既知の問題もいくつか報告されている。Windowsグラフィックススタックのバグにより、ゲーム起動時などの解像度変更時やウィンドウモードの切り替え時にクラッシュするというものだ。「Witcher 3」や「Fallout 4」「Tomb Raider」「Assassin’s Creed」「Metal Gear Solid V」などのタイトルで確認されている。
ナレーターや拡大鏡などの機能がクラッシュしたり、アクションセンターに「接続」ボタンが表示されないというケースも報告されている。これは次のビルドで修正される予定。また、サインイン後に「WSClient.dll」のエラーが表示される場合は、コマンドプロンプトを管理者として起動し、「schtasks /delete /TN “¥Microsoft¥Windows¥WS¥WSRefreshBannedAppsListTask” /F」と入力すれば、回避できるようになる。
これでズバッと解決!
Edgeブラウザの戻る/進むボタンに履歴メニューが追加されたが、その他に大きな機能拡張はなし。不具合はいくつも報告されている
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
この連載の記事
-
第358回
PC
Windows 10でヘッドマウントディスプレーなしでMixed Realityを表示する技 -
第357回
PC
Windows 10で自分だけのお気に入り店舗マップを作成する -
第356回
PC
Windows 10のデスクトップに付箋を貼ってメモ管理する -
第355回
PC
注意! Windows 10、ファイルコピー後「Ctrl+Z」でファイル完全削除 -
第354回
PC
気分をアゲる Windows 10をクリスマス仕様にする方法 -
第353回
PC
瞬間起動、常時接続、長時間駆動のAlways Connected PCが登場する -
第352回
PC
ネットワークの種類でプライベートとパブリックの違いを教えて -
第351回
PC
Windows 10の標準アプリをアンインストールする方法 -
第350回
PC
Windowsの新機能「Sets」、複数アプリをひとつのウィンドウに! -
第349回
PC
Windows 10の動作が変になったら新機能「新たに開始」を試そう -
第348回
PC
Windows 10ではゲームのチート行為をシャットアウト! - この連載の一覧へ