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分散コンピューティングに得られた現在のところ最大の素数

「新たな世界最大の素数」昨年9月に発見

2016年01月20日 18時13分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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今回発見された49個目のメルセンヌ数(の一部)

 メルセンヌ数検索GIMPS(Great Internet Mersenne Prime Search)は1月7日、素数である49個目のメルセンヌ数を発見していたと発表した。

 大きな素数(1と自分自身のみで割り切れる自然数)を求める計算は昔から行なわれているが、桁が膨大になるにつれて膨大な計算量が必要となる。GIMPSプロジェクトでは1644年に数学者メルセンヌが発見した素数「メルセンヌ数」を計算、最大の数を探索している。膨大な計算のため分散コンピューティングを用いており、参加したい人は誰でもプログラムをダウンロードしてインターネットを経由した計算に参加できる。

 GIMPSが発見したメルセンヌ数は、これまで2013年に発見された48個目(257885161 - 1が最大だった。今回発見された49個目のメルセンヌ数は274207281で、約2200万桁の数字となり、48個目の数字(約1700万桁)よりも約500万桁大きい。計算によって2015年9月に発見されていたが、ソフトウェアの問題でサーバーから発見のメールを送られていなかったという。

 なお、2015年12月にはGIMPSに参加したユーザーにより、インテルの新チップSkylakeが高負荷でフリーズするという現象が発見されている。今回発見されたものを含めてメルセンヌ数はGIMPSのサイトにてダウンロードが可能(txtファイル、49個目の数字はZip状態で約10MBある)。

訂正とお詫び:初出時、一部表記に誤りがございましたので、訂正いたしました。(2016年1月22日)

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