ほぼグローバルのままのS
独自路線のY!mobile、合わせて全15機種
2015年に発売されたキャリアスマホまとめの第3回はソフトバンク&Y!mobile。両社は1つの会社になったものの扱う端末やプランはほぼ別モノ。GalaxyやXperiaなど、海外の人気グローバルスマホをほぼそのままリリースするソフトバンクに、他キャリアでは見られない安価な端末やNexusシリーズなどを扱うY!mobileとそれぞれに個性がある。
2015年にソフトバンクがリリースしたスマホは10機種、Y!mobileが5機種。そのすべてを発売日順に紹介しよう!
タフネスなミドルレンジスマホ
京セラ「DIGNO U」
防水・防塵に加え、MIL仕様準拠の耐衝撃性能を備えた「DIGNO U」。スペックは5型ディスプレー(540×960ドット)、CPUは1.2GHz動作のクアッドコア、メモリーは1GB、内蔵ストレージは8GBとミドルクラス。Y!mobileからも「DIGNO C」としてリリースされている。
特筆すべきは端末価格の安さ。一括価格で3万5520円とほかのモデルに比べて手に取りやすい値段に設定されている。発売日は2015年2月27日。
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プリペイドプラン専用機
ZTE「BLADE Q+1」
ソフトバンクモバイルのプリペイドサービス「シンプルスタイル」専用のスマホが「BLADE Q+」。
ディスプレーは4.5型(480×854ドット)とコンパクトな部類に入る。スペックを見ると、CPUに1.2GHz動作のクアッドコア、メモリーは1GB、内蔵ストレージは8GBとミドルレンジクラスだ。サイズも約67×132×10mmと比較的コンパクトなので、片手操作もしやすそうだ。発売日は2015年4月24日。
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両面が曲がったスゴイヤツ!
サムスン電子「Galaxy S6 edge」
ガラス素材を使用したバックパネルや、64bit対応オクタコアCPU、WQHD解像度の有機EL、高機能カメラや指紋認証、ワイヤレス充電など、Galaxyシリーズの頂点に相応しいスペックのスマホ。ドコモ版、au版に比べると後発になってしまったが、3キャリアの中では唯一すべてのカラバリを32/64GBの両容量で選べる。発売日は2015年5月29日。
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ドコモ/au版と異なりキャリアロゴなし!
ソニーモバイル「Xperia Z4」
前モデルと比べて薄型軽量化されたXperiaの新モデル。ディスプレーは5.2型フルHD液晶と変わっていないが、CPUは64bitのオクタコアCPU(Snapdragon 810、2GHz×4、1.5GHz×4)に強化された。自慢のカメラはリアが2070万画素、インカメラはZ3の210万画素から510万画素に進化を遂げた。そのほか、microUSB端子は防水・防塵対応のままでキャップレスになっている。発売日は2015年6月12日。
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ソフトバンクAQUOSのフラッグシップ
シャープ「AQUOS Xx」
新しくなった「AQUOS Xx」はディスプレーは5.7型という大型モデルに。この大画面でありながら、シャープ独自の三辺超狭額縁デザインにより、横幅が78.5mmとiPhone 6s Plus(77.9mm)と同レベルで、さらに縦が146mmと短い(同158.2mm)。大画面だけど本体サイズはできるだけ小さいほうがいい、という人にピッタリの端末だ。
スペックはCPUにSnapdragon 810(2GHz+1.5GHz、オクタコア)を採用し、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GBとフラッグシップにふさわしい。発売は2015年6月26日。
フレームレスデザインで国内仕様全部入り!
シャープ「AQUOS CRYSTAL 2」
5.2型HD液晶搭載のミドルレンジモデル。CPUは1.2GHz動作のクアッドコア、メモリー2GB、内蔵ストレージは16GBとそこそこだが、前モデルの「AQUOS CRYSTAL」と比較して、防水やおサイフケータイ、ワンセグなどに対応している。またAQUOS Xxと同じように三辺狭額縁デザインを継承しており、横幅が70.5mmと5.2型モデルにしてはコンパクトだ。発売日は2015年7月17日。
Netflixがプリインストール
ソニーモバイル「Xperia Z5」
ここからはソフトバンク冬春モデルとなる。3キャリアで展開するXperia Z5は、ソフトバンク版の特徴として動画共有サービス「Netflix」と音楽定額配信サービス「Google Play Music」のアプリがプリインストールされている。
スペックは3キャリアとも差はなく、5.2型(1080×1920ドット)ディスプレーを搭載し、CPUにSnapdragon 810(2GHz+1.5GHz、オクタコア)、メモリー3GB、内蔵ストレージ32GBもフラッグシップ級。デザイン面では、ソフトバンク版には同社のロゴが入っていないので、グローバル版に近い外観となっている。発売日は2015年10月29日。
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Android 6.0が使える数少ないスマホ
ファーウェイ「Nexus 6P」
グーグル「Nexus」シリーズの最新モデル「Nexus 6P」。ほかの端末に先んじてOSにAndroid 6.0が採用されていることが最大の特徴。
スペックは5.7型(1440×2560ドット)の有機EL、CPUにSnapdragon 810(2GHz+1.5GHz、オクタコア)、メモリーは3GB、内蔵ストレージは64GBとフラッグシップにふさわしい。さらにバッテリーは3450mAhと大容量。リアカメラは1/2.3型センサーの1230万画素、フロントカメラは510万画素と、カメラ機能も超強力。発売日は2015年11月6日。
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5.3型IGZO液晶搭載!
シャープ「AQUOS Xx2」
「AQUOS」シリーズの最新ハイエンドモデル。5.3型(1080×1920ドット)のIGZO液晶ディスプレーを搭載し、滑らかな画面表示が特徴だ。ディスプレーは120Hz高速駆動タイプなので、滑らかなスクロールを可能にした。
シャープ独自の3辺狭額縁「EDGEST」デザインを引き続き採用したメタルフレーム構造。スペックは、CPUは1.8GHz×2+1.4GHz×4の6コア、メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GBと高性能を誇るが、それだけでなく防水・防塵にも対応している。発売日は2015年11月20日。
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小型だけどハイスペック!
シャープ「AQUOS Xx2 mini」
その名のとおり、「AQUOS Xx2」のコンパクトモデルで、スペックはほぼ同じ。違う点は内蔵ストレージが16GB、バッテリーが2810mAhとやや控えめ。
AQUOS Xx2も同様だが、スマホが生きているかのようにユーザーに話しかけてくれる「エモパー」は3.0にバージョンアップしている。発売日は2015年12月25日。
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