J.J. エイブラムス、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーが登壇
スター・ウォーズ/フォースの覚醒に日本の地名が登場!? 来日記者会見で監督が暴露
2015年12月11日 18時29分更新
来週18日に公開される「スター・ウォーズ」シリーズ最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。公開に先駆け、11日に来日記者会見が開催された。
会見には、J.J. エイブラムス監督を始め、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、カイロ・レン役のアダム・ドライバーが登壇した。
エイブラムス監督は、本作の日本人にオススメしたいポイントについて「スター・ウォーズという作品の中心は、キャラクターの人間性です。今回、まったく新しい物語で、若く魅力的な2人と素晴らしい悪役が登場します。レイは、ストーリーの中心的存在で、大きなハートを持った人物です。そんなレイに初めてできる友達が『BB-8』となります。BB-8は、いろんなシーンで役者の演技をくってしまうような素晴らしいアンドロイドになっています。日本の方々にも気に入ってもらえると思います」とコメントした。
デイジーとジョンは、日本滞在中に行きたい場所を聞かれ、デイジーは「前回来日したときは5日間の滞在でしたが、京都や原宿に行きました。今日も悪天候で時間ができてしまったので、原宿にショッピングに行きました」と返答。ジョンは「今回が初めての来日ですが、日本は人がとても素晴らしいと思います。今日秋葉原に行くことができ、本来だったら絶対買わない太鼓やロボットを購入しました」と答えた。
アダムは、カイロ・レンを演じるうえで、日本の映画を参考にしているかという質問に対し「本作は、オリジナル3部作に根付いている部分が多いと最初に監督に合ったときに聞きました。その3部作も作ったジョージ・ルーカスも日本からの影響を多く受けています。私も、黒澤 明監督の『七人の侍』や『隠し砦の三悪人』は観て参考にしました」とコメント。
続けて「でも、ただ参考にしたわけではなく、そこから新しく自分自身のイマジネーションの扉を拡げてキャラクターづくりをしました。カイロ・レンという人物については、マスクやコスチューム、ライトセイバーもキャラクターとしての役割が大きいと思っています。マスクは彼(カイロ・レン)自身が作ったので。人は普通目を見て話しますが、カイロ・レンの目が見えないという所にキャラクターのメタファーがあるのではないかと思っています。」と述べた。
スター・ウォーズ/フォースの覚醒に登場する星の1つは、
日本のある土地が由来!
さらに、デイジーは共演したハリソン・フォードについて聞かれ「とても大好きで、優しくてユーモアのある人です。皆さんもハリソン・フォードの人物像について色々想像すると思いますが、きっと皆さんの期待を上回ります。旧作に出演していたマーク(・ハミル)やキャリー(・フィッシャー)との共演も緊張しましたが、委縮することなく居心地よく演じることができました。また、彼らは旧作への熱い思いを持って本作の現場に戻ってきています。その場で見ているだけで素晴らしい経験でした」とコメントした。
エイブラムス監督は、「日本のファンだけに新しい情報を教えてほしい」というお願いに対し「ノー!」と即答し、会場を沸かせた。しかし、その理由について「最近映画を観に行って、内容をほとんど知っていると感じて嫌な思いをしたことがあります。本作では絶対そういう気持ちにさせたくないんです。また、最近では教えると(SNSなどで)世界中に広がってしまうので、ここで話したことはいずれアメリカのファンなどにも届くことになります。驚きの部分は出さない方がきっと楽しんでもらえるので、ぜひ劇場で驚きを体験をしてほしい」と述べた。
さらに、「1つだけ言えることがあります。本作に登場する星に『タガダノ』という名前を付けました。これは、初めて日本に来た時に高田馬場のホステルに泊まったので、その思い出を反映させました」と暴露した。
スター・ウォーズ/フォースの覚醒は、12月18日18時30分に全世界一斉公開。