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ファーウェイ通信 第10回

ぴったりのモデルがきっと見つかる!

SIMフリーにウェラブル端末、たくさん登場中のファーウェイ製品を総チェック!

2015年11月26日 11時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII.jp

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続いて紹介するのは「honor6 Plus」。背面の2つのカメラが特徴のスマホだ

ダブルレンズが特徴的な個性派スマホ! 「honor6 Plus」

 ファーウェイの「honor」ブランドとして国内初投入されたのが「honor6 Plus」。オクタコアCPU「Hisilicon Kirin 925」に加えて、3GBメモリーや32GBストレージ、3600mAhバッテリーというハイスペックなモデルとなっている。

honor6 Plusは5.5型のフルHD液晶を搭載する

 鮮明かつ自然な発色の5.5型フルHD液晶ディスプレー(1080×1920ドット)を搭載し、本体デザインは洗練された印象。指紋が付きにくいコーティングが施された6層構造のバックパネルが美しく、個性的なスターダスト模様の見え方は光の当たり具合によって変化する。側面のメタルフレームは表面が滑らかで丸みを帯びており、約7.5mmという薄さもあって手にしっくりと収まる。

横幅は約75.7mm。狭額縁なので画面サイズを考えるとコンパクトだ

 最大の特徴はカメラ。800万画素レンズを平行に2基配置したダブルレンズを搭載しており、2つのレンズからの画像を超解像合成することにより最大1300万画素までの写真撮影が可能だ。また、通常のカメラではまず不可能な、F値0.95~16という範囲のデジタル絞りも実現している。

背面にはカメラが2つあって、ちょっと不思議な感じがするが、これがスゴい機能を実現するのだ

 ダブルレンズのメリットはほかにもある。2つのカメラによる視差を利用して約0.1秒というすばやいピント合わせを実現したこともそうで、実際に撮影してみると、撮ろうと思った瞬間にピタッとピントが合うのがとても心地よい。また、2つのレンズを搭載することで感度がアップし、暗所でも明るい写真が撮れたり、夜景の撮影に強いのもメリットのひとつだ。

 非常におもしろい撮影機能が、デジタル処理による0.95~16というF値を活用した「ワイドアパーチャ撮影」。ピントの合った部分はくっきりと、それ以外はボケて写るという、まるで一眼レフカメラで撮ったような味わいの写真を撮影できる。

ボケを強調させて撮影できる

 上の作例では、上写真が通常撮影の写真で、下写真はワイドアパーチャ撮影によるもの。ワイドアパーチャ撮影のほうが、背景部分がよい感じにボケているのが一目瞭然だ。

撮影後に焦点の位置を変更できる

 楽しいのは、撮影後であっても焦点や絞りを自由に変更できるところ。ピントを合わせたい位置をタップし、スライダーを上下に動かして絞りを決めるだけの簡単操作で、いろいろと試しながら調整する楽しさを味わえる。ひとりで凝りまくってもいいし、友だちといっしょにワイワイと遊んでも楽しいだろう。

下の写真はほぼすべての被写体が明るく写っている

 また、夜景撮影用の「スーパーナイト」モードもおもしろい。上記作例では、上写真が通常撮影の写真で、下写真はスーパーナイトモードで撮影した写真。独自アルゴリズムに基づいたスローシャッター撮影を行なうため、撮影完了までに20秒弱という時間がかかり、三脚などでしっかりと固定することが必須だが、肉眼と変わらないほどの夜景写真を撮れるのが魅力だ。

ASCII.jpスマホ班のオカモトが「honor6 Plus」をチェック!
ファーウェイの「honor」ブランドは、スタンダードな「HUAWEI」ブランドに対し、より個人ユーザーに対象を絞ったモデル。特にメタル製フレームが大人の印象で、ぜひデザインに注目してほしい。ディスプレーも5.5型のフルHD液晶でクオリティーが高い。

 honor6 Plusは、公式オンラインストア「ファーウェイ Vモール」と楽天モバイルから発売中。市場想定価格は税抜4万5800円で、楽天モバイルでは月2061円×24回の分割払いでの購入も可能。また、12月5日まではお得なキャンペーンを実施している。カラバリはゴールド、ホワイト、ブラックの3色が用意されている。

 ダブルレンズ搭載ということで“色モノ”的なモデルかと思いきや、日常使用には十分すぎるほどの基本スペックや便利な撮影機能もしっかりと盛り込まれているhonor6 Plus。「他人とはちょっと違う、個性的なスマホが欲しい」という人にはぴったりのモデルだ。


(次ページでは、「6.8型の大型スマホ! 最強スペックを求める人に最適な「HUAWEI P8max」」)

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