DMM.make AKIBA開設1周年を記念してCerevoが開催
スマホで操作可能なIoTミニ四駆を作るワークショップに参加してきたぞ!
2015年11月15日 19時48分更新
Cerevoは11月15日、DMM.make AKIBA開設1周年を記念して、スマートフォンで操作できるIoTミニ四駆を組み立てるワークショップを開催した。
パーツを切断したり、穴を開けたりと超本格改造!
ワークショップでは、4班に分かれ各班ごとに配属されたスタッフの解説のもと、参加者が自らIoTミニ四駆を作成するというもの。IoTミニ四駆は、ミニ四駆と改造用パーツ、エレキパーツを組み合わせて作成した。
まず、メインシャーシ(本体部分)を用意された説明書通りにペンチを使用して切断し、後輪を取り付ける。前輪はペンチとドリルを使用して改造し、特製のステアアームに取り付け、付けたステアアームに用意されたサーボモーターをネジでとめる。続いて、前輪部分と後輪が付いたメインシャーシを接続し、電池BOXなどのパーツを取り付ければミニ四駆部分は完成。
文章で書いてしまうとすごく単純な作業のようだが、ミニ四駆やプラモデルの制作をほぼやったことがない私は、序盤から非常に苦戦。ほかの参加者が器用に作り上げる中、全行程をスタッフに尋ねながら恐る恐る作成した。
初体験の半田ごて作業にビビる
続いて、IoTミニ四駆専用基板とモータドライバ基板、モーター、Wi-Fiモジュールの組み立て作業に移った。Wi-Fiモジュールに関しては、組み立て済みのものが配られたが、Wi-Fiモジュールも組み立てたい! という熟練の腕を持つ参加者用に未組立品も用意されていた。
これらの組み立てには半田付けが必要で、半田付け初心者の私はかなりビビりながら作業をした。抵抗やコンデンサ、専用基板LEDなどを基板に半田付け。用意された説明書通りにすべての半田付けを終えると、ようやく中身部分はすべて完成となった。
完成した後は、電源が入るかと、Wi-Fi接続できるかをチェック。チェックを終えると、参加者がIoTミニ四駆を作成している間に作り上げたコースで試運転を実施した。IoTミニ四駆とスマートフォンをWi-Fi接続し、指定のURLを入力して青い画面が出ればスマートフォンから操作できるようになる。画面を上にスライドすると前進、下へ操作すると後進するほか、左右にスライドすると方向も変更でき、画面から指を離すと停止する。
慣れない作業をスタッフの助けを借りながらではあるが、1人ですべて行なって完成させたIoTミニ四駆がスマートフォンで操作できた時は、かなりうれしかった。ちなみに、同じ班だった参加者は半田ごて経験者でミニ四駆やプラモデルも組み立てたことがある人がほとんどで、私がやっと中身を完成させたときにはとっくに完成させており、手慣れた感じで外観のカスタマイズや細かいチューニングをしていた。
(次ページ「完成したIoTミニ四駆でレース大会! 決勝戦は大荒れ」へ続く)