HDEは11月6日、ワンタイムパスワード(OTP)による二要素認証に対応したApple Watch向けソフトウェア認証トークン「HDE OTP Generator」を提供開始した。
クラウドサービスの利用が進む一方で、不正アクセスなどの脅威が拡大。その対策として、OTP(使い捨てのパスワード)を利用した二要素認証を採り入れるクラウドサービスが増えている。
HDEはこれまで、iPhone向けソフトウェア認証トークンを提供してきたが、今後は企業や個人によるウェアラブル端末の利用が増えていくことを踏まえ、Apple Watchに対応したソフトウェア認証トークンの投入すると発表した。
HDE OTP Generatorを利用することで、ユーザーはあらかじめ登録した複数のクラウドサービスで利用しているOTPをApple Watchで一元管理/一括表示できる。システム管理者がMicrosoft Office 365やGoogle Apps for Workなどを社内に導入する際に、HDE OTP Generatorを利用することで、二要素認証による強固なアクセスセキュリティ対策を実現できるという。
署名アルゴリズムはSHA-1に加え、より高強度なSHA-256、SHA-512に対応。OTP読み上げ機能を備え、日本語/英語/中国語/ベトナム語に対応する。