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ファーウェイ通信 第9回

AndroidでもiPhoneでも利用可! 健康管理も着信通知も音楽再生もこれ1台でOK!

話題のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の実力を徹底レビューするぞ!

2015年11月11日 11時00分更新

文● スピーディー末岡、加藤肇 編集● ASCII.jp

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日々の歩数や運動量を確実に記録してくれる

活動量計として機能は強力、特に心拍測定が早い!

 HUAWEI WATCHの機能で、今回使ってみてあらためて便利だと感じたのは活動量の記録だ。本体に6軸モーションセンサーを搭載しており、ユーザーが何も意識しないでもウォーキングとランニング、クライミングを自動判別し、歩数や消費カロリーを記録してくれる。

歩行しているのか走っているのかは自動的に判別する

 これまでも他のスマートウォッチを使ってきたが、この判別の精度はかなり高いと見た。たとえば、駅までちょっと小走りで急ぐというような場面では、きちんとランニングとして判別される。駅や建物内でエスカレーターを使わずに階段で上がったような場合にはクライミングとして認識された。

 試しに、急勾配の坂道を歩いてみた。場所はJR目黒駅近くの行人坂で、平均勾配が約15.6%という急坂だ。150mほどの距離を息を切らしながら登り切って確認してみると、ちゃんとクライミングとして判別されていた。

急坂を上ったところ「クライミング」と認識された

 階段や坂はつい敬遠してしまいがちだが、こうやって歩数や消費カロリーが正確に数値化されるとライフログ的な面白みが出てきて、あえて通ってみようといった気にもなってしまう。運動量が自然と増えれば、健康維持やダイエットにも良い。1日の目標歩数を達成すると通知してくれるので、まるでパーソナルトレーナーを雇ったような気分になれるのも楽しい。

目標の運動量を達成するとメッセージが表示される。目標をクリアするためについつい頑張ってしまうわけだ

 計測したデータは、ファーウェイ純正アプリ「Huawei Wear」で確認できる。1日のなかでアクティブだった時間帯がわかったり、月ごとにグラフ表示させたりといったことが手軽にできる。その日の歩数や消費カロリーはもちろんHUAWEI WATCH本体でも表示できるので、このアプリは統計を把握する目的で使うといいだろう。

Android/iOS用に用意されている専用アプリを利用すると、これまでの活動量をより詳細にチェック可能だ

 さて、HUAWEI WATCHには心拍センサーも搭載されていて、心拍数の正確な測定ができる。心拍数は毎日決まった時間に測定するようにしておくと、健康状態の異常の発見に役立つことがある。また運動の際に心拍数を利用すれば、トレーニングの効果を上げることも可能だ。

 もちろん他のスマートウォッチでも心拍数を測れるものは多いが、HUAWEI WATCHは測定にかかる時間が短いのが特徴。長い時間待たされるようだと面倒に感じてしまうため、これは重要。なにより速度を重視するスピーディー末岡的視点からも、評価がアップするポイントだ。

一般的な心拍計機能の1/3くらいの時間で測定が終わる

HUAWEI WATCH単体で音楽データの再生が可能
ランニング時などにスマホ本体も一緒に持ち歩く必要がない

 次に音楽再生の機能について。HUAWEI WATCH本体には4GBのストレージを内蔵しており、Bluetoothヘッドホンと組み合わせて単体での音楽再生も楽しめる。スマホを持ち歩かずに、腕にHUAWEI WATCHだけを着けて、ウォーキングやランニングをする場合に便利なわけだ。

HUAWEI WATCHでは単体での音楽再生に対応している。まずはHUAWEI WATCH側に再生アプリを追加しておく

 単体での音楽再生には、スマホに「Google Playミュージック」アプリをインストール。Google Playで楽曲を購入する際にAndroid Wearにもダウンロードする設定にしておけば、自動的に同期される。あとはHUAWEI WATCHの本体操作だけで再生が可能だ。

Google Playで購入した楽曲を自動的にHUAWEI WATCHと同期する設定も可能


(次ページでは、「メールの着信通知がチェックできるとスマホの操作が変わる」)

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