最近筆者の一番気に入ってるものは、「Knot」(ノット)の腕時計。“着せ替えストラップ”のバリエーションが豊富で華やかな製品だ。すでにモノ系の雑誌などでは何度も紹介されているのでご存じの諸兄も多いだろう。
今年(2015年)の春に、腕時計本体1個と、交換できる専用ストラップ(メッシュのブレス系ストラップ)をセットで買った。それから約4ヵ月、計算すると、なんと毎月交換用のストラップを買っている計算になる。
今回購入した5本目のストラップは、Knotと京都宇治の組紐屋さんとのコラボアイテムである「組み紐ストラップ」だ。数多くのカラーリングが発売されているが、筆者の購入したのは、マスタードオレンジで尾錠などの金属パーツがシルバーのタイプだ。
手軽な価格と豊富なラインナップ……
結果的にストラップをどんどん買ってしまう
そもそも交換用ストラップをどんどん買ってしまうには理由がある。1つは、老若男女を問わずストラップを交換するのが極めて簡単なことだ。そしてもう1つ、オプションの交換ストラップが1つ3500~4500円と極めてアフォーダブル(手頃)な価格帯であること。加えて、腕時計本体のカラーに合わせて、尾錠などのカラーも豊富に揃っている。
国内の腕時計製造工場を積極的に使い、久しく聞かなかった信頼の証“メイド・イン・ジャパン”を前面に押し出す。複雑な流通機構を排除して、直接エンドユーザーに届く仕組みで商品を安く提供したことは、さまざまなメディアにも紹介されている。
しかし、競争の激しい業界で、それだけではそれほど注目を集められるとは思えない。Knotは腕時計を“時刻を知る”といった実用ツールから、ほかのアイテムとコーディネートする“ファッションアイテム”の1つとして変貌していったタイミングに、そのムーブメントを加速する機能を提供できたことも大きな要素だ。
次ページへ続く、「レバーの付いたバネ棒で交換作業がラクに!」
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