ファーウェイ通信 第8回
ファーウェイ・ジャパンのトップに話も聞いた!
ファッションと技術が両立したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の魅力に迫る!
2015年10月29日 16時00分更新
ここからは、HUAWEI WATCHから少し離れた話題についても呉 波氏に聞いていこう。
これからも最新の技術を盛り込んだデバイスを出していきたい
――日本でのファーウェイのポジションについて、どういうお考えをお持ちですか?
日本市場には2007年に進出しましたが、安定した成長が続いています。我々には、明確な目標シェアやポジションといったものはありません。日本市場は非常に変動の激しいことで知られています。これまでも、海外メーカーであれ国内メーカーであれ、一時期は調子がよかったのに撤退を余儀なくされるということが何度もありました。我々にとっては、研究開発に力を入れて品質の高い製品を提供し続けることにより、日本市場で“生き残る”ことこそが目標なのです。
――日本のユーザーについては、どんな印象をお持ちですか?
購入する製品に対して安心感を求める傾向が強いと感じます。これはつまり、製品の品質をなにより重視するということを意味していて、その要求レベルは非常に高いです。これに応えるため、ファーウェイは数多くの日本の部品メーカーと協業しています。昨年の日本メーカーからの調達総額は17.5億ドルにも達していますし、日本向けデバイスの中で日本製部品が占める割合は5割を超えているのです。
また別の傾向として、新しい技術やサービスを常に求めていて、それらをすんなりと受け入れやすいというのもありますね。ですので、メーカーとしては最新の技術を盛り込んだデバイスを継続的に発売していく必要があると感じています。
――日本では、今年になってSIMフリーの流れが加速しています。これについてはどうお考えですか?
SIMフリーへの流れがあるのは確かですが、世界の中で見るとまだまだ(日本のSIMフリー端末の市場規模は)小さいと思います。いわば「セミオープン・マーケット」と呼べるような状況です。ただファーウェイは昨年からSIMフリーのデバイスに乗り出していますし、今後の日本のSIMフリー市場の発展には大きな期待をしています。
――SIMフリーのデバイスといえば低価格というのが主流のなか、ファーウェイはハイエンドやミドルエンドモデルも積極的に投入しています。この意図は?
日本のSIMフリー市場でファーウェイが確固たるポジションを得るためには、ユーザーにSIMフリーの利便性、さらにはファーウェイ製品の品質の確かさを知ってもらわないといけません。そのためには、ローエンドの製品だけなく、ハイエンドやミドルクラスのモデルも必要です。日本のユーザーは品質と同時にブランドを重視する傾向もありますので、ファーウェイの製品を実際に使ってもらい、そのクチコミによってブランドイメージを構築していくことが重要になると思っています。
――日本での販売戦略はいかがでしょうか?
ブランドイメージにおいて、販売チャネルは重要です。ファーウェイ製品は現在、日本の主要な家電量販店すべてで取り扱われていますし、HUAWEI WATCHは伊勢丹新宿店メンズ館でも販売される予定です。このことは、我々のブランドイメージに多大な貢献があると思っています。また、楽天市場に公式オンラインストア「Vモール」を開設しましたが、今後は他のショッピングサイトでもファーウェイ製品を購入できるようにしていく予定です。
――では最後に、今後の日本でのモデル展開についてもお聞かせください
ローエンド、ミドルエンド、ハイエンドのすべての製品を販売していくつもりです。他国ではローエンド製品の販売数が多くハイエンドのほうが少ない「ピラミッド型」になることが多いのですが、じつは日本市場は、ハイエンドのほうが多く売れる「逆ピラミッド型」の状況になっています。ただ、この状況もいつ変化があるかわかりません。我々としては、市場の変化をしっかりと見定め、ユーザーのニーズに即した製品を常に市場に送り出していきたいと考えています。
HUAWEI WATCHは公式オンラインストア「Vモール」楽天市場店のほか、Amazon.co.jp、ビックカメラ/ヨドバシカメラの主要店舗でも販売中。また12月2日~25日の期間限定で、伊勢丹新宿店メンズ館のクリスマスギフト展示スペースにおける特別展示も予定されている。
確かなデザイン思想のもと、クラシックで腕時計らしいデザインに仕上がっているHUAWEI WATCH。もちろん、スマートウォッチとしての機能性にも妥協はなく、その便利さは十分に享受できる。これまでのスマートウォッチが持つ“ガジェットっぽさ”に躊躇していた人にも自信をもってオススメできる製品だ。
提供:ファーウェイ
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