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ファーウェイ通信 第8回

ファーウェイ・ジャパンのトップに話も聞いた!

ファッションと技術が両立したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」の魅力に迫る!

2015年10月29日 16時00分更新

文● 加藤肇 編集● ASCII.jp

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AndroidとiPhoneの両対応でほとんどのスマホで使える!

 HUAWEI WATCHのテクノロジー面についても触れていこう。まずOSにはAndroid Wearを採用しており、ファーウェイ製端末はもちろん、他のAndroidスマホやiPhoneであっても広く連携が可能だ。

OSにはAndroid Wearを用いており、これはAndroid/iOS両対応だ

 Android Wearで実現できることとしては、電話やメール、SMSなどの着信通知が挙げられる。スマホで着信すればそのままHUAWEI WATCHに通知が送られ、内容の確認もできる。移動中や会議中などにスマホをポケットやカバンから取り出さなくて済むのはうれしい。またスマホを取り出して操作する機会が確実に減るので、スマホ側のバッテリー持ちが良くなるというメリットも実は大きかったりする。

Gmailアプリの受信通知をHUWAEI WATCHに表示できる。Subjectを見て、中身の確認や返信が必要であればスマホを取り出せばいいし、そうでないならスルーすればいい

 また、音声認識によるネット検索やメール返信、メモ入力などが可能な点も便利だ。音声認識を開始するには、HUAWEI WATCHに「OK Google」と話しかけるだけ。あとは、検索であれば「近所のパン屋さんを教えて」といった具合に、人と会話するように話せばよい。認識率も高く、一度使うと手放せないと感じるほど快適だ。

音声認識の強力さはAndroid Wearを採用しているメリット

 HUAWEI WATCHならではのメリットとしては活動量の記録が挙げられる。6軸モーションセンサーを搭載しており、歩行やランニング、クライミングを自動判別して記録してくれる。また、心拍センサーも搭載し、心拍数を精確に測定できる。測定にかかる時間が短く、気軽に測定して健康管理や運動効率のアップに役立てられる。

肌に触れる側に心拍を測定するためのセンサーが。通常の端末では1分程度かかるが、HUAWEI WATCHでは1/3ほどで完了する

 活動量の記録では、自分で設定した目標の達成具合を通知してくれるのが楽しい。「目標達成まであと半分です!」などと言われると、パーソナルトレーナーを雇ったようで自然と運動の意欲がわく。さらに、ファーウェイ純正のアプリ「Huawei Wear」を利用すれば、運動の詳細をひと目で確認可能。月ごとのグラフ表示もできるので、ダイエットなどに活用したい。

歩数を始め、各種活動量の管理も可能だ

スマホにHuawei Wearというアプリを入れることでさらに詳細な情報をチェックできる

 バッテリーの持続時間は1.5日。今回の試用では一般的な使い方よりも多いであろう回数で操作したのだが、1日であれば追加充電の必要はないと感じた。もちろん使用環境や操作の頻度によっても変動するのだが、1日中身に付けたままで就寝前に充電台に置き、翌日また1日中身に付けるという使い方が問題なく可能だ。

ほぼ確実に1日以上は保つ印象なので、充電は家に帰ってきてから、ゆっくりやればいい感じだ

Android Wearで基本機能以上の高機能を実現
確実に1日以上使えるなど、機能面でも腕時計らしさを可能に

 さて、ここで再び呉 波氏に登場してもらい、HUAWEI WATCHのテクノロジーについても聞いていこう。

――HUAWEI WATCHのテクノロジー面でのポイントは何でしょうか?

 OSにグーグルのAndroid Wearを採用していることです。独自のOSを採用するという選択肢もありましたが、現時点での最強のスマートウォッチOSはAndroid Wearであるという判断になりました。Android Wearを使えば、メールやSMSなどの受信通知、画像表示や音楽再生といったスマートウォッチとしての基本機能に加え、洗練された音声認識機能も使えるようになるのがポイントです。

――Android Wearは、AndroidだけでなくiOSにも対応しました。これも大きなメリットではないでしょうか?

 そのとおりです。これは特に日本という市場においては重要な点でした。というのも世界的な傾向とは異なり、日本市場ではiPhoneの比率が50%以上と非常に高いのです。「iPhoneと連携可能である」というのは、日本での展開においてアピールポイントとなると思います。

――ハードウェアの仕様を決めるうえでは、どのような点を考慮されたのでしょうか?

 デザインでポイントとなった「Watch is watch」というコンセプトが、ここでも根幹にあります。腕時計としての基本的な部分、たとえば装着感であったり、1日に何度も充電しなくてもよいバッテリー性能などについては確実にクリアしないといけません。これに加えて、スマートウォッチの機能として現在は「健康管理」が必要とされていることがわかっていましたので、6軸モーションセンサーや心拍センサーの搭載が決まりました。

幅広いユーザーに注目してもらうため、腕時計らしいデザインやファッション性を前面に押し出しているが、スマートウォッチとしての機能ももちろん充実している

 実はファーウェイがスマートウォッチを作るのは今回が初めてではなく、今年4月にドコモから「ドコッチ 01」という製品を発売しています。この製品の開発やマーケティング、発売後のフィードバックから得られた知見によっても、健康管理の機能が重要であることは明確になっていました。

NTTドコモから発売されたキッズ用のスマートウオッチ「ドコッチ 01」


(次ページでは、「これからも最新の技術を盛り込んだデバイスを出していきたい」)

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