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リーズナブルながらスペックに問題なし

ソニーでもiPhone対応、技術満載「SmartBand 2」にグッときた

2015年10月18日 12時00分更新

文● 四本淑三

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コアは取り外し式で超小型

 この種の製品は、モノとしての作りが雑だったりして、身に付けるものとしてちょっとどうなの? という製品もたまにありますが、SmartBand 2はシンプルながら質感はいいです。

 リストバンドは表面のさらっとした手触りのよい樹脂製で、金属製のバックルで長さを調整します。リストバンドの長さは250mmでワンサイズ。カラーは、ホワイトとブラックが選べます。別売りでインディゴブルーの交換用リストバンド「SWR122」が、ソニーストア価格4190円で用意されています。

リストバンド内側のノッチに金属製の爪を引っ掛けて止め、外すときはヒンジで支えられた爪を起こします。この操作はちょっと慣れが必要かもれません

 センサーや通信モジュールが入ったコア(本体)は取り外し式です。これが実に小さい。

 これに加速度センサー、心拍センサー、バイブレーター、バッテリー、NFCやBluetooth 4.1対応の通信モジュール、LED、スイッチ、USBコネクターなどが詰め込まれているわけですから、かなりグッと来ます。いずれもっと薄くなって、絆創膏のように貼れたりするのだろうか、あるいは知らないうちに悪いやつに貼られて活動状況を監視され……のような想像を幅広く許容してくれるデザインです。

コアのサイズは約40.7×15.3×9.5mm、そして重さは約6g。側面の3色に光るLEDインジケーターで動作状況をモニターできます

充電はコアの側面にあるmicroUSB端子を使って行ないます。フルチャージまで約1時間

心拍センサーはLEDを使った光学式。緑色の光を当てて血流を測定します

 このコアとリストバンドを合わせて約19g。軽いことと、リストバンドの質感がよいことから、装着感は良好。とはいえ、丸一日装着しているとかゆくなってくるのは、ほかの製品と同じですが。

 なお、コアの防水防塵性能はIP68相当ということです。これは水深1.5mの常温水道水に30分間沈めても耐えるということなので、日常的な利用状況であれば十分な性能と思われます。

充電が終わったコアは、リストバンドのポケットに戻します。これで水に弱いmicroUSB端子もふさがれるので安心です

コアをリストバンドに入れてしまうと、LEDインジケーターも見えなくなってしまいそうですが、その部分にはLEDの光を透過するよう透明樹脂が使われています

(次ページでは、「第一印象はかなりよい」)

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