コアは取り外し式で超小型
この種の製品は、モノとしての作りが雑だったりして、身に付けるものとしてちょっとどうなの? という製品もたまにありますが、SmartBand 2はシンプルながら質感はいいです。
リストバンドは表面のさらっとした手触りのよい樹脂製で、金属製のバックルで長さを調整します。リストバンドの長さは250mmでワンサイズ。カラーは、ホワイトとブラックが選べます。別売りでインディゴブルーの交換用リストバンド「SWR122」が、ソニーストア価格4190円で用意されています。
センサーや通信モジュールが入ったコア(本体)は取り外し式です。これが実に小さい。
これに加速度センサー、心拍センサー、バイブレーター、バッテリー、NFCやBluetooth 4.1対応の通信モジュール、LED、スイッチ、USBコネクターなどが詰め込まれているわけですから、かなりグッと来ます。いずれもっと薄くなって、絆創膏のように貼れたりするのだろうか、あるいは知らないうちに悪いやつに貼られて活動状況を監視され……のような想像を幅広く許容してくれるデザインです。
このコアとリストバンドを合わせて約19g。軽いことと、リストバンドの質感がよいことから、装着感は良好。とはいえ、丸一日装着しているとかゆくなってくるのは、ほかの製品と同じですが。
なお、コアの防水防塵性能はIP68相当ということです。これは水深1.5mの常温水道水に30分間沈めても耐えるということなので、日常的な利用状況であれば十分な性能と思われます。
(次ページでは、「第一印象はかなりよい」)