MetaMojiは10月14日、複数拠点でのリアルタイム授業支援アプリ「MetaMoji Share for ゼミナール」の受注を開始した。学習塾、通信教育、大学など300人規模での授業をリアルタイムに支援する。価格は250万円から。
MetaMoji Share for ゼミナールは、小中学校向けのリアルタイム授業支援アプリ「MetaMoji Share for ClassRoom」をベースに、学習塾、通信教育、大学など300人規模での利用において、快適なレスポンスでの操作を実現した新製品。一斉学習、個別学習、協働学習のすべてにおいて、リアルタイムで柔軟な操作性を提供する「for ClassRoom」の授業支援機能はそのままに、タブレット上のアプリとサーバー上のプログラムをチューニングし、300人規模での利用に耐えられるよう性能を高めたという。
対応プラットフォームはiPadとWindows 8で、サーバーはMetaMoJiクラウドサービス版とオンプレミス版を用意。主な機能としては「紙とペンのように自由自在な手書きノート機能」を搭載する。生徒の創造性を最大限に引き出す編集機能や、オフィス文書読み込み、PDF読み込み/書き出しに対応。既存教材資産を活用できる。
また、教室内のみならず他拠点(郊外・家庭など)とつないだ「リアルタイム学習支援機能」も搭載。先生・生徒全員がリアルタイムで同時編集できる共有デジタル模造紙を備え、先生端末から生徒全員の書き込み状況をリアルタイムで一覧しながら、1人もしくは複数の生徒の端末を選択し、発表会が行える。班単井や遠隔地とも連携できるリモート協働学習機能も特徴となる。
そのほか、生徒管理、年次更新処理といった管理機能も備える。
価格は250万円から。単独でも利用できるが、遠隔授業、より大規模人数での授業、個別授業などユーザーの要件に合わせてカスタマイズするSIサービスも併せて提供する。