このページの本文へ

Quick Charge 1.0と比べて最大2倍高速に

クアルコムが高速充電技術「Quick Charge 3.0」発表、2016年にスマホ搭載へ

2015年09月16日 21時01分更新

文● 佐藤 正人/週刊アスキー編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 クアルコムは9月16日、高速充電技術の第三世代となる「Quick Charge 3.0」を発表。同社が開発した新しいアルゴリズム「Intelligent Negotiation for Optimum Voltage(INOV)」を実装した。これにより、Quick Charge 2.0では5V、9V、12V、20Vの4つの電圧でのみ充電できたのが、Quick Charge 3.0では3.6Vから20Vの範囲内で、200mVごとに自由に電圧を設定して充電できるようになる。

 また、Quick Charge 1.0に比べ最大2倍高速に、Quick Charge 2.0に比べ最大38%効率がアップしたという。さらに充電速度においては、Quick Charge 2.0に比べ最大27%高速、そして消費電量を最大45%減少させることが可能になったとのこと。

 なお対応機器は、Quick Charge 1.0や2.0といった前世代と後方互換を持ち、USB Type-Cなどのコネクターにも対応するため、特定のケーブルには依存しない。2016年に発売となる端末に搭載される予定。

■関連サイト
ニュースリリース
クアルコム

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン