ゲオホールディングスは9月15日、エイベックス・デジタルと提携し、映像配信サービス「ゲオチャンネル」を開始すると発表した。
映画や海外ドラマ、キッズ、ミュージックビデオなど、およそ8万以上のタイトルが見放題で、月額は590円(税抜、以下同)。画質はSDまたはHD。
最大の特徴はゲオチャンネルでの視聴履歴を店舗での接客に利用し、おすすめの作品をスタッフが紹介してくれたり、反対に店舗でのレンタル履歴をゲオチャンネルのレコメンド機能に反映させたりといった施作を盛り込んだ点。このことから同社ではゲオチャンネルを「ハイブリッドVOD」をうたう。
ゲオ側が主にコンテンツを担うのに対し、エイベックス側は主にUIや映像配信サービスで培ったレコメンド機能など、システムやソリューション部分を担う。都内で開催された発表会にはエイベックス・デジタル・ホールディングスの村本理恵子常務取締役が登壇し「およそ3年前からゲオと組んでVODサービスを展開するアイディアがあった。国内で長年映像配信事業を続けてきたエイベックスと、同じく国内でレンタルサービスを続けてきたゲオが組んだら、どんなに素敵な科学反応が起きるだろうと考えてきた。ようやくこの日を迎えられて嬉しい」とコメントした。
サービスは2016年2月に開始する。契約者は月額590円でゲオの店舗で旧作20本/月までレンタルできるプランと、宅配で旧作8本/月を14泊15日レンタルできるプランも順次利用可能になる予定だ。