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1万円人気レコードプレイヤー ION AUDIO『Archive LP』を試した

2015年09月15日 17時45分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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Macへの録音は簡単「Archive」の面目躍如

 操作は簡単。電源ボタンをオンにするとターンテーブルが回りはじめるので、本体のスイッチでカチカチと回転数を選ぶ。回転数は33回転、45回転、78回転の3種類。EPアダプターに「おおーっ」と声が出た。

 自動的にトーンアームが動くしかけはないので、アップ・ダウンを切り替えるレバーでアームを下げ、聴きたいところに針を落とせば再生開始。オートストップ機能つきで針がレコードの上に来たときだけターンテーブルを回すようにもできる。

回転数は33/45/78の3種類

アームの脇にEPアダプターつき

 このレバーやスイッチがプラスチックでぺらっぺらにおもちゃっぽいのだが、全体的にそんな感じのざっくりテイストなので、さわっているうちに「あっ、これはきっとこういうおもちゃ感を遊ぶものなのかもしれない」とわかってくる。

 名前に「Archive」とあるように、MacBook Airなどにつないでレコードを音源にすることも想定していて、音声の取り込みはとても簡単だった。

 専用の録音ソフト『EZ VINYL/TAPE CONVERTER』(無料)でデータ化できる。英語だけど難しくない。トラック分けも自動でやってくれるので便利だ。音質はそこそこ。ファイルは320kbpsのMP3ファイルとしてiTunesに書き出される。

 森山良子のベスト盤を取り込んだはずが、なぜか『Aチャンネル』サントラのアートワークが登録された。アルバム名を適当に『a』とか入れてたからだろうか。

専用ソフトはボタンを数回押すだけの簡単操作

森山良子のベスト盤をとりこんだらなぜかアニメ系のアートワークが登録された

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