さくらインターネットは、Microsoft Azure基盤を採用した「さくらプライベートクラウド powered by Windows Azure Pack」を9月3日から提供開始した。
Microsoft Azure技術を活用したプライベートクラウドを石狩データセンターで構築できる。オンプレミスの堅牢さとホスティングの手軽さ、Microsoft Azureと一貫した操作性を持つのが特長。
Windows ServerおよびSystem Centerを基盤とし、これらを一元管理するシステムとして、Windows Azure Packを適用することで、Microsoft Azureのような管理を可能にする。
石狩データセンターは、地震・津波・液状化リスクの低い安全な立地であり、耐障害性およびセキュリティの高い設備を備える。北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房によるエネルギー効率にも優れた施設だ。
ここに顧客専用ラックスペースを用意し、使用するハードウェアもすべて占有型で提供する。ライセンス含めてサービス利用費のみで使えるため、顧客自身で資産を保つ必要がなく、サーバーなどの機器の購入や日々の運用、故障対応もさくらインターネットが対応する。
このほか、Microsoft AzureやさくらインターネットのIaaS「さくらのクラウド」と組み合わせて、ハイブリッドクラウドとしても利用が可能。石狩データセンターで提供する「さくらの専用サーバ」などとのL3接続にも対応する。