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お盆もやるぞ! 毎日アスキー・ジャンク部 第7回

2015年の今、食べるラー油+似たものを食べてみることにした

2015年08月14日 17時00分更新

文● アスキージャンク部

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食べるラー油を数年越しに初体験!?

 数年前に日本を席巻した「食べるラー油」。桃屋から始まり、スーパーでは品切れの連続、ネットオークションでは定価の数倍で落札され、他社からも同種の商品が多数登場した。今でも好きでよく食べるという方も多くいるのだろうが、あの一大ブームはなんだったのか? と感じるのも確かだ。

 一方、基本的に天の邪鬼なアスキー・ジャンク部のメンバーは、当時はほぼ食べることがなかったようで、ブームが一段落した今だからこそ試そう! と言い出した。似たような(?)おかずになる瓶詰めも合わせて買ってきて、まとめて試食!

それぞれを冷や奴にかけて食べてみた

ここから食べるラー油ブームがスタートした!
桃屋「辛そうで辛くない少し辛いラー油」(約400円)

 まずはブームのスタート点を追体験ということで、桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」から。なお、今回はすべて冷や奴の上にかけて食べている。

 瓶を上からのぞくとフライドガーリックがギッシリ。「そう言えば明日取材に行くんだった」と早くも翌日の口臭のことを心配しだしたメンバーだが、実際に口にすると、あまり辛くもなく、ニンニクが強烈なわけでもない。どちらかといえば薄味の印象。もっとも刺激が強い食べ物/飲み物に慣れきったアスキー・ジャンク部による評価なので、当てになるかどうかは少々微妙だが。

 ただ元祖的な存在だけに「普通に旨い。さすが定番」とスエオカの評価は高かった。

見た目の割には辛くないし、刺激も強くないという印象。多くの人にオススメできそうだ

意外にもこちらもマイルド?
S&B「俺たちのおかずラー油」(約400円)

 つづいては桃屋のライバル!? S&Bの商品をチョイスした。ちなみにS&Bは同じシリーズで「乙女たちのおかずラー油」という商品も売っているため、こちらはとにかく強烈ななにかを予想したのだが、意外にも辛さは桃屋と比較してもマイルドなくらい。ただし、若干塩っぱい感じはした。

 一方で、フライドガーリックに独特の香ばしさがあり、その点では桃屋よりもいいのではという意見も。いずれにせよ、この2製品は香辛料や刺激を積極的に好むユーザー向けというより、より大きな市場を狙った印象で、それがブームの要因だったのかもしれない。

桃屋よりガーリックが香ばしいという印象

これは調味料でした
李錦記「具入り辣油」(約250円)

 3製品目は、中国では調味料のトップメーカーらしい李錦記の「具入り辣油」。S&Bが中国から輸入している製品だ。スーパーでは桃屋の製品のとなりにあっため、食べるラー油の一種かと思ったのだが、これは調味料。わずかな量を口に入れただけで、ニンニクと唐辛子の刺激がビンビンと舌を打ち付ける。

 またその味わいも、普段食べる中華料理とはちょっと異なり、本格中華の雰囲気がなんとなくただよう。ニシマキは「言うほど辛くないし、これはイケる。餃子のタレには最適だろうし、炒め物やラーメンにかけてもいいかも」と大絶賛。スーパーの店員さんは調味料の棚に置いてください。

基本的に調味料なのか、味が強く、直接食べるのはちょっと難しそう

うまいけど、形容のしようがない!?
ユーユーワールドUT「ご飯にかけるギョーザ」(約450円)

 食べるラー油からはちょっと外れ、今度は「ご飯にかけるギョーザ」だ。「瓶詰めのギョーザってなんなのだろう?」「ギョーザを粉々にしたもの? それとも中身だけ?」と、メンバーが期待する中、瓶の中から現われたのは謎の茶色いペースト状の物体。

 豆腐にかけて食べてみると、これが意外にもおいしい。ただし、ギョーザと言われればギョーザという気がしないでもないが、積極的に「これはギョーザ味だ」と断言するほどの自信もないというか。少なくとも一般的なギョーザの中身がそのまま瓶に詰められたわけではなさそう。

 オカモトは「うまいけど、これの味を形容することは不可能」ということで、なんだかよくわからないというのが結論となった。

謎の茶色いペーストが、結局何物かよくわからないという印象

さらによくわからないものが現われた
テーブルランド「かけて★包んで★中華風 具」(約300円)

 最後は「中華風の“具”」という、わかったようなわからないような瓶詰め。ご飯にかけても、肉まんで包んでもいいということだ。

 「今度こそ肉まんの具が入っているのね」と想像して、瓶を開けて出てきたのが写真のもの。肉まんの具と言えばそんな気もするが、違う気もする。メーカーのサイトには「たけのこ、たまねぎ、豚ミンチを中華風に味付けました」と書かれていたが、そもそもあんまり味がしないし、何を食べているのかわからない感じが、どうにも不安という意見が聞かれた。

なんだか粘っこい固まりが瓶の中から

 おかずがないときになにかと助かる瓶詰め類。お気に入りのものを見つけたら、冷蔵庫に常備しておきたい。


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