お盆もやるぞ！　毎日アスキー・ジャンク部 第6回

ウナギからドリアンまで！ キワモノドリンクで喉を潤す！

韓国原産
メッコール

　昔は自販機などでも見かけたが、最近は輸入雑貨のお店くらいでしか見かけなくなってしまったメッコール。韓国生まれの炭酸飲料で、大麦がベースの味となっている。オカモトとスピーディー末岡は「チョー・ヨンピルだ！」とオッサンしかわからないネタを繰り出し、若手のニシマキはまったく話についていけてなかった。

　コップに注ぐと香ばしい臭いが鼻をつく。「麦の臭いがします！」と、メッコール初体験のニシマキ。昔、飲んだことがあるオカモトとスピーディー末岡は「あれ、こんな臭いだったっけ？　昔よりいい臭いになってる気がする。そもそもパッケージがポップになってる！」とコメント。

　味に関しては3人とも「これは厳しい！」とのこと。ニシマキは「ビールからアルコール抜いて砂糖入れた感じ」と評価し、オカモトは「砂糖入り麦茶をソーダで割った飲み物だ」と語った。ゲテモノ大好きなスピーディー末岡にいたっては「ビタミンとか入っているから、健康に良いかもね」と投げやりとも思えるコメントを残した。

オカモト「うわ、キッツイ！　でも昔に比べたら飲みやすくなったのかも」

見た目がアレに似てる!?
バジルシードドリンク

　これはコンビニや成城石井のようなスーパーでも購入できる商品。昨年にリリースされているので、目にした人も多いはず。目を引くのはその見た目。まるでカエルの卵を彷彿とさせるバジルシードが、飲む前に購買意欲を減退させる。味も数種類あるのだが、一番飲みやすそうなホワイトグレープ味をチョイスした。

　注いで見ると、漂ってくるのはホワイトグレープの臭いのみ。「あれ、意外と普通だ」と拍子抜けの3人。ただニシマキだけは、その見た目で強い拒否反応を示していた。

　ドリンクとしては、たしかにごく普通のホワイトグレープジュースだ。しかし、プチプチ食感のバジルシードがアクセントを加えている。ここで好き嫌いが分かれるっぽい。スピーディー末岡は「これ美味しいよ！　バジルシードも嚙み潰す食感がいいね。他の味も飲んでみたい」と太鼓判を押した。オカモトは「たしかに普通のジュースみたいですが……。バジルシードが美味しいかどうかは微妙」と厳しめの評価。無理矢理飲んだニシマキは「ダメですこれ！　バジルシードのまわりについているやつの食感がダメ！ もうカエルの卵感、ハンパない！」と全否定していた。

ニシマキ「いやこれ、マジで無理ですって！」

フルーツの王様がついに降臨！
ドリアンサイダー

　フルーツの王様と呼ばれるドリアン。東南アジアの街角では普通に露天で売られていたりするほどメジャーな果物だ。ドリアンと聞いて大半の人が想像するのがその独特な臭いである。そう、強烈にクサイのだ。ダメな人は一瞬で吐き気をもよおすほどの臭いはそのままに、ソーダ飲料になったのがコレ！

　フタをひねって、プシュ！ と炭酸が抜ける音がしたと同時に、部屋に充満するドリアン臭。思わず3人とも「クッセー！」と叫びのけぞって、フタを開けていたスピーディー末岡は思わずまたフタを締めてしまったほど。臭いはなかなか本格的だ。

　とはいえ、3人ともドリアンの臭いは知っていても、実際に食べたことがない。このソーダを一口飲んで「あれ、ドリアンってこんな味なの？」とニシマキ。本物のドリアンも臭いはアレだが味はいいらしい。オカモトとスピーディー末岡も「あれ、味しなくない？ 臭いけど」と拍子抜け。意外にも甘さ控えめだったらしい。今度はドリアンを食べてみようと誓う3人であった。

くっせえ！　超くっせえ！　というか、プロパンガスの匂い！

おこぼれに預かろうと現場にいたライターの林氏も被害者に

お気に入りの珍妙ドリンクはどれ!?

　それでは、すべて試飲を終えた3人に、それぞれお気に入りのドリンクを挙げてもらおう。

スピーディー末岡「美味しいとかそういう次元を超越している“ドリアンサイダー”をオススメしたいですね。ブスっと刺さるほど尖ったドリンクは、まさにジャンク部向けです。みんなに飲んでほしいですね。自分はもう飲みたくないけど」

オカモト「チェリーコークかなあ。あのケミカル感が好きです。なんで日本で売らなくなっちゃったんだよ～！」

ニシマキ「僕はルートビア一択です。あの湿布の味がいいんですよ。でも湿布を飲んでもルートビアの味にはならないと思いますけど」

　いかがだっただろうか？　気になったドリンクがあれば、輸入雑貨のお店かヴィレッジなんとかに駆け込んでゲットしてはいかがだろうか。