金属フレームに2つのリアカメラのプレミアムモデル
ファーウェイ「honor6 Plus」
SIMフリースマホに熱心なファーウェイがリリースするもう1つのプレミアム機が「honor6 Plus」。ジャパンディスプレイ製の5.5型フルHD液晶にアルミ製フレームなど、デザインが高レベルでまとまっており、これまでのSIMフリースマホのイメージを覆すモデルだ。
リアのカメラはセンサーが2つ載った「ダブルレンズ」仕様で、F値0.95の写真をデジタル処理で実現したり、撮影後に焦点位置を変更するなど、特徴的な機能を持っている。楽天モバイルとファーウェイの直販サイトでの限定販売で、価格は4万9464円。魅力的なモデルだけに、ドコモのバンド19に対応していない点は残念。
6型液晶のフラグシップ機「Ascend Mate7」
次期モデルのリリースが近い?
昨年12月発売のファーウェイのフラグシップ機。6型フルHD液晶搭載で、オクタコアCPU、2GBメモリー、4100mAhバッテリー、金属筐体、指紋認証機能、対応周波数の多さなど、スペックの高さの割に、5万3784円という価格が注目を集めた。ただし、1年前に発表されているだけに、海外ではそろそろ次期モデルのウワサも出てきている。
防水対応のシャープ製SIMフリー機「AQUOS SH-M01」
単体での購入も可能に
国内メーカーもMVNO向けにSIMフリー機をリリースするようになってきた。シャープの「AQUOS SH-M01」は、昨年12月に楽天モバイルのラインナップとして加えられたが、ここに来て「goo SimSeller」(関連リンク)において、実質的な単体購入が可能になっている(4万9680円、OCNのSIMパッケージが付属)。
本機の魅力は、4.5型液晶搭載で横幅約63mm、重量は約120gというコンパクトモデルである点。ベースモデルと思われるドコモ版はやや古めの製品なのだが、防水対応に加えて、クアッドコアのSnapdragon 800、2GBメモリー、Android 4.4と性能的には十分以上。ドコモ版と異なり、MVNOのSIMでのテザリングも可能だ。
価格が最大のネック……
iPhoneのSIMフリー版
ハイスペックなSIMフリー機と言えば忘れてはいけないのが、SIMフリー版iPhone。iPhone 6/iPhone 6 Plusに加えて、iPhone 5sのSIMフリー版も継続して販売されている。
SIMフリー版iPhone 6の魅力は対応周波数の圧倒的な多さ。やや特殊な周波数、通信規格を用いているアメリカ/中国を含め、SIMさえ入手できれば、世界の大半のエリアで利用できる点はほかのSIMフリースマホには真似ができない。
しかし、価格が問題。円安による為替調整もあり、iPhone 6 Plusの16G版で10万6704円とさすがに高価に感じる。ドコモMVNOの格安SIMで使うのであれば(中古を含む)ドコモ版iPhoneを狙うか、すぐに必要としているのでなければ、次期iPhoneの動向を待つのも手かもしれない。