7月23日、IDCフロンティアは、クラウド型DNSサービス「DNS」を発表した。管理者はDNS専用のサーバー構築・維持管理が不要となり、ゾーンおよびレコード情報をWebから登録したり、APIによる設定の自動化を取り入れることが可能になるという。また、3拠点での広域分散により、高い信頼性と冗長性を確保している。
提供サービスは、ゾーンやレコード情報管理、ゾーン情報のテンプレート機能、API、操作ログなどで、最大ゾーン・レコードは1万となる。対応レコードはA/AAAA/CNAME/MX/TXT/PTR/SRV/SOA(一部パラメータのみ) 。基本サービスで3600~86400秒のキャッシュ保持期間(TTL)は、8月に提供されるオプションで60~86400秒にまで拡大できる。
DNSクエリー課金は不要で、1ゾーン100レコードまで月額50円の定額料金体系を採用。クラウドサービスとの連携に加えハウジングやオンプレミスとの組み合わせでも利用可能だという。