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従来モデルから一回り小さくなり、スマホや活動量計で高度を測定

世界最小気圧センサー誕生、GPS測位できないインドアのナビに

2015年07月15日 14時41分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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BM1385GLV

 電子部品のロームは7月14日、スマホやウェアラブル機器に利用できる世界最小気圧センサー「BM1385GLV」を開発したと発表した。

 気圧の変化で高さを測定するのに適しており、地磁気センサーと組み合わせてGPS測位ができないインドアでのナビゲーション利用できる。MEMS(微小電気機械システム)と制御回路の見直しを行なうことで、従来の2.5mm四方から2mm四方に小型化(いずれも高さ1.0mm)し、スマホやウェアラブル機器にも組み込みやすくなった。

従来モデルよりさらに小さくなり、精度は同等 

 測定気圧範囲300~1100hPa、絶対気圧精度±1.0hPa。高さ変化を±20cmの精度で測定できるという。10月よりサンプル出荷を開始し、2016年4月から量産を開始する。サンプル出荷価格は972円/個。

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