3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表し、6月1日、ついに公式ブログ上で「7月29日」からアップグレード開始と公表された。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。
この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Insider Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説をする。
6月19日、マイクロソフトはブログでWindows Insiderプログラムを続行すると発表した。さらに、マイクロソフトアカウントでサインインしているなら、7月29日以降に製品版にアップグレードできるとのことだった。
しかし、これが可能であれば、Windows 7/8.1ユーザーだけでなく、XPやVista、それどころか現在海賊版を使っているユーザーでも正式アップグレードが可能になってしまう。もちろん、間違いだ。
6月22日にブログの投稿はアップデートされた。7月29日以降、Windows 7/8.1からアップグレードしたWindows 10 IPのユーザーは、正式なWindows 10にアップグレードできるということ。当然といえば、当然だ。
だが、Windows Insiderプログラムが続行するのは本当だった。Windows 10製品版の発売以後も、プレビュー版を使い続けることができるのだ。プレビュー版にはそれぞれのビルドで使用期限が設けられているものの、常に最新のビルドにアップグレードすることで使い続けられるというものだ。
これは、今までにないアプローチ。メインマシンは安定した製品版を購入すべきだが、サブマシンでとりあえず動かすだけなら、プレビュー版を使い続けるという手もありかもしれない。
Windows 7/8.1以外のユーザーでもWindows 10のプレビュー版なら、正規に使い続けられるようだ
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