パフォーマンスの見える化やトラブルシューティングのツールも搭載
フラッシュに最適化したOSを搭載した「NetApp AFF 8000シリーズ」
2015年06月25日 14時00分更新
6月24日、ネットアップはオールフラッシュアレイである「NetApp AFF(All Flash FAS) 8000シリーズ」を発表した。フラッシュに特化した「Data ONTAP FlashEssentials」を採用し、読み込み処理の最適化やインライン圧縮、連続したゼロの重複排除などを実現する。
NetApp AFF 8000シリーズでは、組み込み型のデータ保護機能、マルチプロトコル対応、スケールアウト型のパフォーマンス、フラッシュ/ディスク/クラウド間でのスムーズなデータの移動などの機能を搭載。また、QoS、マルチテナントなどのアプリケーション統合の機能により、SQLやOracleデータベース、仮想サーバーや仮想デスクトップなどのワークロードの設定、管理を簡素化するという。
また、新たに「NetApp OnCommand Performance Manager 2.0」を搭載。包括的なダッシュボードを通じて、システムの最適な運用に向けたパフォーマンスの確認やトラブルシューティングを自動化できる。さらに「ワークロード ウィザード」により、OracleやMicrosoft SQL Serverの導入の際のセットアップを自動化できるため、ストレージやホストとの接続設定を簡素化するという。
容量の異なる4つのモデル(5TBの「NetApp AFF 8020」、10TBの「NetApp AFF 8040」、20TBの「NetApp AFF 8060」、40TBの「NetApp AFF 8080」)が用意。スタンドアロンのシステムとしても購入できるほか、事前検証済みの統合インフラであるFlexPodの構成でも購入可能。NetApp AFF 8000シリーズの導入サポートなどサポートメニューの拡充のほか、試用プログラムも提供される。
最小構成価格は1300万円~(税抜参考価格)となっている。