SAPPHIRE「R9 FURY X 4G HBM PCI-E HDMI/TRIPLE DP BOX」
「Radeon R9 Fury X」が販売解禁! まずはSAPPHIREから
2015年06月24日 22時55分更新
AMDのハイエンドGPU「Radeon R9 Fury X」を搭載したビデオカードの販売がスタートした。第1弾となったのはSAPPHIRE「R9 FURY X 4G HBM PCI-E HDMI/TRIPLE DP BOX」(型番:21246-00-40G/VD5771)だ。
「Radeon R9 Fury X」は、ファン待望のRadeonシリーズ最新作にして最上位モデルとなるGPU。メモリーチップを積層させる「HBM」(High Bandwidth Memory)技術を採用するのが特徴で、メモリーチップは、GPUと同一基板上に搭載可能とした。そのため、従来のハイエンドビデオカードと比べ、大幅な小型化(長さ194mm)を実現している。さらにメモリバス幅は4096bit(1024bit×4)という広帯域を可能とした。
本体カードは、120mmラジエター+ファンを搭載する水冷仕様。TDP 275Wの発熱を効率的に処理しつつ、通常のなゲームプレイであれば騒音値32dBA以下、GPU温度を50度以下に抑えるという。
主なスペックはSP数が4096基、コアクロック1050MHz、メモリークロックは1000MHz、単精度の物理演算性能は8.6TFLOPs。出力インターフェースはDisplayPort×3、HDMI×1で、補助電源コネクターは8ピン×2という構成だ。
秋葉原での初回入荷分は極めて少ない。24日21時より販売を開始したTSUKUMO eX.では即完売するなど、入手するのはしばらく難しい状況が続きそうだ。
価格は11万570円。入荷を確認したのは、パソコンショップアーク(25日から販売)やツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.、BUY MORE秋葉原本店(25日から販売)だ。