スプランク(Splunk)は5月28日、Amazon Web Services(AWS)クラウド上で提供する「Splunk Cloud」の提供地域を拡大すると発表した。これにより、日本(東京)を含む世界10のAWSリージョンおよび米国政府リージョンで利用可能となった。無償試用版もリリースされている。
Splunk Cloudは、オンプレミスソフトウェアである「Splunk Enterprise」のフル機能を利用できるクラウドサービス。エンタープライズ利用のため、他の利用者の影響を受けない顧客専用のクラウド環境を用意し、「100%のアップタイムSLA」を保証している。1日あたり10テラバイト以上のデータ処理に対応するスケーラビリティも持つ。
オンプレミスのSplunkと連携し、単一のダッシュボードからハイブリッド型で利用することもできるほか、既存のアプリケーションやアドオン、APIもそのまま利用できる。
Splunk Cloudの米国でのサブスクリプション価格は、月額675ドルから。なお、PoC向けの無償サービスとして「Splunk Online Sandbox」も提供されている。