パフォーマンスおよび拡張性における各種アップグレード、保存中の暗号化機能が含まれる
デル・ソフトウェア、重複除外アプライアンス「DR」シリーズのアップデートを実施
2015年05月26日 12時55分更新
デル・ソフトウェアは5月26日、企業向けの重複除外アプライアンス「DRシリーズ」の機能を強化するソフトウェアアップデートを発表した。
パフォーマンスおよび拡張性における各種アップグレード、保存中の暗号化機能、VTL(仮想テープ・ライブラリ)およびNDMP(ネットワークデータ管理プロトコル)のバックアップサポートが含まれる。
DRシリーズには、大規模法人向けのディスク・バックアップ・アプライアンス「DR6000」、中小規模法人向けの「DR4100」、リモートオフィス向けのディザスタリカバリーバックアップ仮想アプライアンス「DR2000v」の3製品がラインアップ。すべての製品に組込み型の可変長ブロック・ベースのソフトウェア重複除外技術と圧縮技術が実装されており、ディスク・バックアップ・アプライアンスを使用することにより、保護されたデータのリポジトリとしてストレージ要件の最小化を図りつつ、バックアップとリカバリーに要する時間を短縮できるとしている。
またDRシリーズの規格の一つとして、包括的なライセンス方式により、既存の顧客はソフトウェアのアップグレードを通じて新機能を利用可能になるとしている。