Photoshop ElementsやPremiere Elementsが標準付属
どこでも快適! 「XPS 13」3Kタッチモデルで写真・動画編集を試す!
2015年05月26日 10時00分更新
5.2mmの超狭額ベゼルを採用し、一般的な11型ノート並みの筐体(およそ幅304×奥行き200×高さ9-15mm)に13.3型液晶ディスプレーを搭載したデルのモバイルノート「New XPS 13 Graphic Pro」。1月の販売開始以来、大きな人気を博している製品だが、3月10日にはQHD+(3200×1800ドット)解像度のIGZOタッチパネルを搭載した新モデルが登場し、さらなる話題を呼んでいる。
今回は、最新のQHD+(3200×1800ドット)タッチパネルモデルの写真・動画編集機能をチェックしていこう。
New XPS 13 Graphic Pro QHD+タッチパネル搭載モデルの主なスペック | |
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CPU | Core i7-5500U(2.4GHz) |
OS | Windows 8.1 |
メモリー | 8GB(DDR3L-RS 1.600MHz) |
ディスプレイ | 13.3インチ QHD+(3200×1800ドット) 276ppi、ゴリラガラス、タッチ対応 |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500 |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0×2、Mini DisplayPort、SDカードリーダー |
ソフトウェア | Adobe Photoshop Elements、Adobe Premiere Elements 13 |
カラー | シルバー |
保証 | 1年間スタンダードサービスプラン |
本体寸法 | 幅304×奥行き200×高さ9-15mm |
重量 | 1.27kg |
販売価格 | 18万3578円(税込、送料込) |
写真・動画編集ソフトが標準付属
購入後すぐにコンテンツ作成が可能!
「Graphic Pro」シリーズにカテゴライズされるNew XPS 13 Graphic Proタッチパネルモデルは、写真・動画編集に適した機能を多数備えている。モバイルノートながらメモリーは8GBと大容量で、負荷のかかる作業に対応できるのはもちろんだが、ディスプレーが従来モデルより高解像度化し、鮮やかな発色が特徴のグレア液晶となったことで、編集した写真や動画をこれまで以上に楽しめるだろう。
ソフト面で特筆すべきなのは、画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements」、および動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 13」が標準で付属する点。PCさえ購入すればコンテンツの制作に取りかかれるという手軽さは、写真や動画編集に力を発揮するGraphic Proシリーズの製品ならではだ。
ソフトはプリインストールされているわけではなく、PCを立ち上げたあと、自分でダウンロードする必要がある。起動後しばらくするとポップアップウィンドウが表示されるので、「Adobe Photoshop Elements」「Adobe Premiere Elements 13」、顔認証によるログインが可能となる「Fastaccess Facial Recognition」の3ソフトから必要なものを選択してダウンロードしよう。
Adobe Photoshop Elements 13は、多機能なため一般ユーザーには扱いにくい部分も多いAdobe Photoshopの機能を整理し、より感覚的に扱えるよう調整されたエディションとなる。CMYKカラーに対応しないなど、デザイナーが仕事で使用するにはやや不足を感じるかもしれないが、一般ユーザーが使う分には十分すぎる性能を持っていると言っていいだろう。
実際に利用してみたが、従来モデルよりディスプレーがアップグレードされ、編集領域が広くなっている上、画像効果の適用もストレスなく実施されるので快適だ。画像をいくつか開いた状態でも編集速度は変わらず、Core i7と8GBメモリーの恩恵が感じられる。ソフトの編集機能は、簡易的な編集に対応する「クイック」モード、ガイドに従いながら効果を反映していく「ガイド」モード、より高度な編集に対応する「エキスパート」モードの3種類が用意されているので、任意のモードで編集を楽しもう。なお、JPEGより容量の大きいRAW画像も編集できるが、画像の読み込みには「Camera Raw」プラグインを利用する必要があるので注意。
Adobe Premiere Elements 13は動画編集ソフト「Adobe Premiere」の一般ユーザー向けのエディションとなる。十分に豊富な機能を持っており、UIも分かりやすいので、動画編集入門にもうってつけのソフトだ。
一般的に動画の編集は高負荷とされるが、作業中でも効果の反映はスムーズで、PCの動作は安定していた。モバイルPCとしての利点を生かして、外出先で動画を撮影し、その場で編集するような使い方も可能だろう。
ソフトの価格を考えればコスパ良し
Adobe Photoshop Elements 13およびAdobe Premiere Elements 13は、ソフトを単体で購入すると約1万5000円となる。New XPS 13 Graphic Pro QHD+タッチパネル搭載モデルの価格は18万3578円と一見高額に見えるが、ソフトも含まれた価格と考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えそうだ。