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デスクトップ? ノート? 違う、Fristaだ!

声で操作するとフリースタイル度が高まる、新しいLAVIE Frista

2015年05月21日 15時00分更新

文● 山口優、編集●ASCII.jp

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NEC Direct

狭い机の上にも置ける、一味違った一体型機

 今年1月のモデルチェンジで、NEC PCのラインアップに加わったLAVIE Hybrid Fristaは、簡単に言えば、コンパクトなサイズの液晶一体型パソコンだ。

 昨今、省スペース一体型機も大画面化が進んでおり、リビングあるいは書斎に置くとそれなりに存在感を示すのだが(言い方を変えれば場所を取る)、Fristaは、15.6型の1920×1080ドット(フルHD)IPS液晶ディスプレーと、スタンドを兼ねた本体がL字型につながっている。

NECの「LAVIE Hybrid Frista HF750/BAB」

PC本体がスタンドを兼ねており、奥行きはわずか160mm。デジタルフォトフレームのような外観が独特だ

ディスプレーはタッチパネルで、タッチ操作が可能

 見た目は大きめのデジタルフォトフレームのよう。バッテリー駆動し、サイズ的にもデスクトップというには小さく、ノートに近いコンセプトである。一方で、奥行きは一般的な15.6型ノートよりも少なく、わずか160mmしかない。

 そのため、狭い机の上や棚などに気軽に置いて使用することができる。

Fristaが、Hybridたるゆえんを知る

 ディスプレーは後ろに倒して折りたたむことが可能。折りたたんだ状態だと大きめのタブレット端末のようになり、膝の上などに置いてリラックスしながらPCを操作することができる。

ディスプレーは後ろに完全に倒して折りたたむことができる

 ディスプレーはタッチパネル。駆動時間は約2時間(JEITA測定法 Ver.2.0の場合)と短いものの、バッテリーも内蔵しており、キッチンでレシピを閲覧したり、インターネットでちょっと調べ物をするくらいなら、ACアダプタを繋がなくても十分使用できる。

 キーボードは本体に収納されており、本体の後ろ側にあるスイッチを引くことで取り出すことができる。このキーボードは薄型でコンパクトながら打鍵感はなかなかよく、本格的な文書作成にも十分活用可能だ。

本体の後ろ側にあるスイッチを引くことで、キーボードを取り出すことができる

 インターフェイスは、本体左側面にBDドライブ、右側面にUSB3.0×2とSDメモリーカードスロット、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイクジャック端子を備えている。また、本体背面にDCコネクタとHDMI出力端子、LANコネクタを搭載している。

本体左側面には、BDドライブが搭載されている

 いずれも前モデルから変更はなく、ポート類の配置もまったく同じ。変更されたところと言えば、ディスプレー背面のロゴが変わったことくらい。NECはこの夏モデルから“新しいライフスタイルの提案”を前面に打ち出して、ブランドロゴを従来の大文字と小文字が混じった「LaVie」から大文字のみの「LAVIE」に変更しているが、本機のディスプレー背面にはその新ロゴがあしらわれている。

本体右側面には、USB3.0×2とSDメモリーカードスロット、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイクジャック端子が搭載されている

本体背面には、DCコネクタとHDMI出力端子、LANコネクタが搭載されている。ディスプレー裏側のロゴは従来のメーカーロゴから新ブランドロゴに置き換えられている

 ちなみに、ハードウェアスペックも前モデルからほとんど変更がない。搭載するCPUはインテルのCore i7-5500U(2.40GHz)で、グラフィックスはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス5500、メモリは標準で8GB、ストレージは1TBのSATA HDDと従来のまま。Windows 8.1のシステム評価ツール「WinSAT.exe」を実行してみたところ次のような結果になり、パフォーマンスも前モデル同等だった。

「WinSAT.exe」のベンチマーク結果

WinSAT.exeの結果●プロセッサ 7.4、メモリ 7.4、グラフィックス 5.1、ゲーム用グラフィックス 5.4、プライマリディスク 5.9

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