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ここが変わったWindows 10 第42回

個人が購入できるのは3エディション

Windows 10の全7エディションの違いを知る

2015年05月24日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp

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 3月17日、Windows公式ブログ上で開発中の次期OS「Windows 10」の販売開始時期を2015年夏とし、世界190ヵ国・111言語でリリースすると発表した。Windows 8.1の後継OSとして、いろいろな機能のブラッシュアップが行われている。

 この連載ではプレビュー版の「Windows 10 Technical Preview」を利用し、Windows 10の新機能の紹介、解説する。

マイクロソフトのブログで発表されたWindows 10のエディション

 5月13日にWindows 10の全エディションが発表された。Home、Pro、Mobile、Enterprise、Education、Mobile Enterpriseだ。Windows 8のコンシューマ版はエディション名がなく、「無印」版と呼んでいたが、Windows 10では普通に「Home」エディションとなるのでありがたい。

 Homeエディションは、コンシューマ向けのデスクトップ版。コルタナやエッジブラウザ、タブレットモードをはじめ、基本機能を搭載している。

 Proエディションはリモート操作やデータの保護機能などを搭載し、柔軟な運用が可能な更新機能「Windows Update for Business」に対応している。

 Mobileエディションは、モバイル端末向け。従来のWindows Phoneという名称から「Windows 10 Mobile」のように変わる。

 個人が購入できるのは上記の3エディション。後は企業向けのEnterpriseと企業向けモバイルOSのMobile Enterprise、教育機関向けのEducationとなる。

 Windows Mobileががっつり復活し、Windowsスマホも本気で普及させるつもりのようだ。日本でもWindows 10 Mobile端末が次々と発売されることだろう。しかし、筆者としてはUltimate版も用意して欲しいところだった。企業向けのEnterprise版には搭載されているのにPro版にはない機能がいくつもあるためだ。


Homeエディションでも、パーソナルアシスタントの「コルタナ」や新ブラウザーの「エッジ」など、Windows 10の新機能はほとんど利用できる


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