5月18日、GMOインターネットは「ConoHa byGMO(以下、ConoHa)」をリニューアル。高機能かつ"シンプルでわかりやすい"クラウドプラットフォームとして同日より提供開始する。
2013年7月に開始されたConoHaは「必要な機能をシンプルに、わかりやすく提供する」をコンセプトの基、シンプルなプラン構成と定額制の料金体系で、ホスティングサービス(レンタルサーバー)を提供している。今回発表された新しいConoHaは、 クラウド・ホスティングサービスの専門知識を持たないユーザーでも直感的に操作できるシンプルなインターフェイスや、 わかりやすいプラン構成、 定額制と時間課金の組み合わせで無駄なコストを抑えられる料金体系が大きな特徴となっている。
新しいConoHaは仮想サーバー環境に最新のCPU、 SSDを採用し、さらなる高速化を実現。スケールアップ/ダウンへの対応をはじめ柔軟なネットワーク構成が可能でになっている。また、 GMOインターネットの堅牢で高機能なインフラ上で運用することで、 ユーザーが構築したシステムの安定稼働を実現できるほか、 稼働率99.99%を保証するSLA(サービス品質保証制度)も完備するという。
また、コントロールパネルもシンプルでわかりやすく、 インフラの専門的な知識がなくても直感的な操作が可能で、料金もひと目で確認できるという。PCはもちろん、iPadをはじめとするタブレットなどさまざまなデバイスにも対応。海外データセンターにも対応しており、東京のほか、シンガポールとアメリカ西海岸にもデータセンターを設置。データセンターはコントロールパネル上から選択でき、 海外のデータセンターでも、日本語でのサポート(電話、 メール、 チャット)と、 日本円での決済を利用できる。
料金体系は月額定額制と、1時間単位で使った分だけ料金が発生する時間課金の組み合わせとなっており、 クラウドコストを見積りも立てやすくなっている。日本データセンターでのVPSの料金は2コアのCPU、1GBのメモリ、50GBのSSDの構成で月額で900円、1時間で1.3円(ともに税別)。SSDやIPアドレスの追加や、ロードバランサー、イメージ保存、自動バックアップなどのVPSオプションのほか、10GBの共用型メールサービス、MariaDBのDBサービス、オブジェクトストレージ、DNSサービス、GeoDNSサービスなどのサービスも用意される。
GMOシステムコンサルティングと連携し、「ConoHa」の導入や開発の支援など、インテグレーションサービスの提供も本日より開始。ConoHaを利用するパートナー向けに、技術情報および検証環境を無償で提供開始するという。