クレカの登録が不要なので開通は簡単!
今回はOCNモバイルONEのプリペイドSIMを試した。大手家電量販店で購入したが実売価格は定価は3456円に対して3420円。さらに10%のポイントが付いた。
開通手続きをインターネット上で行なう必要があり、さらに発信者番号通知のできる電話も必要だ。
開通手続きは指定されたウェブページにアクセスし、SIMの番号と自分の電話番号を入力する。その上でウェブ上に指定された電話番号に、登録した電話番号から発信者番号通知をしてかけ、確認番号を入力する仕組みだ。
登録には住所の入力も必要。それを登録すれば完了だ。通常の格安SIMではクレジットカードの番号を入力する必要があるが、プリペイドなので不要。あっという間に手続は完了するという印象だ。
さらに驚いたことにOCNではプリペイドでもOCNのメールアドレスが発給される。特に使うこともないとは思うが、フリーメールと分類されないメールアドレスが貰えるのことは何かと便利だろう。
開通作業が終わればすぐに利用が可能になる。続いてスマートフォンやモバイルルーターなど使う端末にAPNなどの設定が必要になるが、通常利用のOCN モバイル ONEと同じAPNやID、パスワードなので、格安SIM利用を想定したSIMフリースマートフォンであらかじめ主要SIMのAPNが設定されている場合はそのまま利用できる。
ほかにも便利なプリペイドは多数
容量が欲しいならIIJmioか!?
ここでプリペイド式の格安SIMの中から、旅行者など短期利用を主としたもの以外をまとめてみた。
OCN モバイル ONEは通信利用が少なければ安く維持できる可能性があるが、もう少し余裕を持ちたいならば3ヵ月で2GBの「IIJmioプリペイドパック」がいいだろう。IIJmioの延長パッケージはコンビニのローソンでも買えるため、夜中に容量切れになった場合でもすぐ購入できる点が便利だ。
また、短期間に多めの通信をする場合は日本通信の「b-mobile3G・4G 3GB定額」も便利。そのほかにも日本通信には6ヵ月間という長期プリペイドプランがあり、高速通信容量を使い切ったとしても低速で通信だけは維持できる。
プリペイドも利用価値はある! 用途を見極めて活用を
以上のように、プリペイドにも十分に利用価値があることがわかった。OCNの場合、月の頭にリチャージすれば、一度で4ヵ月間使えるため、1GBをうまく活用すれば、月あたり540円で維持することも可能。容量は少ないものの通常SIMと変わらない高速通信が可能なのはメリットだろう。
また、プリペイドはその名の通り前払い。解約し忘れでずっと請求が続くこともない。メリットとデメリットが入り混じったプリベイドだが、ぜひ、うまく活用してほしい。
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