Software-Definedに対応したソフトウェア型ロードバランサー
F5、迅速な展開が可能な「F5 LineRate Point」を発表
2015年05月13日 14時00分更新
5月12日、F5ネットワークスジャパンはソフトウェア型のロードバランサー「F5 LineRate Point Load Balancer」を発表した。分散されたアプリケーション、仮想化されたインフラをソフトウェアで制御するSoftware-Defined DataCenterに対応しており、開発者やビジネス部門がAPIを通じてスケーラビリティの高いサービスを迅速にプロビジョニング。シンプルなロードバランスサービスをアプリケーションごとに提供することが可能となるという。
高度な負荷分散やセキュリティ、SSLアクセラレーションなどの機能を搭載するアプライアンス版/仮想版のBIG-IPに対し、LinkRate製品はシンプルな機能、迅速な展開、低廉な価格を重視。F5のBIG-IPと異なるLineRate Operating System(LROS)で動作しており、シングルプロキシの「LinkRate Point」とNode.jsによるプログラミングが可能な「LineRate Precision」が用意される。
製品はスループットやL4コネクション、L7トランザクションによって、スターター、スタンダード、プロなど複数のエディションが用意されており、月ごとの従量課金で利用できる。購入はLinkRateのオンラインサイトから行なえる。