FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE
現場作業をAndroid搭載HMDが支援! 富士通が企業用ヘッドマウントディスプレイ
2015年05月12日 14時23分更新
富士通は5月11日、現場作業向けの企業用ヘッドマウントディスプレイを発表した。0.4インチの854×480ドットディスプレイー(仮想視聴距離が約81cmのときの15インチ相当の仮想画面のサイズ)を搭載し、OSにはAndroid 4.4を採用する。
この「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE ヘッドマウントディスプレイ」は、カメラやマイク、各種センサーを持つ片目・非シースルー形状のHMD。付属のウェアラブルキーボードや音声による操作が可能で、防水(IPX5/7)・防塵(IP5X)対応などのタフ構造で、屋内外や高所など厳しい環境における現場作業でも安心して使用できるという。
本製品に、AR統合基盤製品「FUJITSU Software Interstage AR Processing Server」などのミドルウェア、「FUJITSU BusinessApplication AZCLOUD SaaS teraSpection」などの業務支援サービスと組み合わせることで、画像や映像、音声による作業支援が可能となる。
本製品を装着した作業員は、作業手順や点検項目など作業に必要な情報をディスプレイに表示し確認しながら、両手で作業が行なえる。このため、チェックし忘れや手順間違いを防ぐとともに、業務効率を飛躍的に向上させるという。付属のウェアラブルキーボードや音声コマンドにより、作業マニュアルのページめくりや数値入力、カメラ撮影などの本体操作も可能だ。