ホームランも出た! 若手対決、マツノ対ヤヒロ
続いて、若手対決としてマツノ対ヤヒロ(筆者)が対決。両者ともに子供の頃に少し遊んだことがある程度で、レバーを押せば転がる球を投げられることなどをミズシマ対オカモトの試合で知ったくらいのビギナー同士の対決となった。
ビギナー同士の戦いだと、強くレバーを引きすぎて暴投したり逆に弱すぎてバッターボックスに届かなかったりとピッチングは大荒れ。ベテラン勢とは対照的に、これは大炎上か? と思いきや、回を重ねるにつれて肩が温まったのか(レバーの強弱に慣れたのか)制球はだんだん整い、またしても投手戦となった。
試合が動いたのは3回裏。バッティングのタイミングを掴んだマツノがヒットを重ねてついに1点を獲得。非常にあせったが、その後何とか1失点で抑えた。そして4回表、松野が放った初球を完璧に捉えた。飛んでいったボールは外野奥のフェンスに激突、つまりホームランを放ったのだ。
実は、野球盤 3Dエースの1つ前のモデルよりバットを改良し、ホームランが打てるようになっていたのだ。中々球が飛ばない試合展開の中で放った1打は、非常にうれしかった。これで1対1の同点。この調子で追加点……ということもなく、5回まで終了した。同点ではつまらない! ということで延長戦を1回だけプレイしたが、結果は変わらず、同点のまま会議室を開けなくてはいけない時間が来てしまった。完全に忘れていたがここは会社だった……。
会社内だったのであまり騒ぐことができず使用できなかったが、付属の電光掲示板のアナウンスボタンをオンにすれば、得点を知らせてくれたり、イニングを掲示板に表示したりできる。また、エキサイトヒットボタンをオンにすれば、アニメーションとサウンドで対戦を盛り上げてくれる。
そのほか、きわどいプレイをデジタル判定してくれるフライ判定ボタンや、ランナーが出塁した後に盗塁ができる盗塁判定ボタンなど、凝ったギミックを搭載している。よりリアルで臨場感溢れる試合を楽しみたいのであれば、電子掲示板をフル活用することをオススメする。
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