「Cisco ASA with FirePOWER Services」製品ポートフォリオを拡充
シスコ、次世代ファイアウォールを中小拠点向けにも拡大
2015年04月30日 14時00分更新
シスコシステムズは4月27日、次世代ファイアウォール製品「Cisco ASA with FirePOWER Services」の新モデルを発表した。中規模企業や小規模な拠点、SOHO、また産業環境向けのモデルがラインアップに追加された。
ASA with FirePOWER Servicesは、シスコが2013年に買収したソースファイアの次世代IPS/マルウェア防御機能を、ステートフルファイアウォールやアプリケーション可視化/制御機能を持つCisco ASAに統合した製品。昨年には大規模企業向けのモデル(5500-X、5585-Xシリーズ)が発売されている(関連記事)。
今回新たに追加されたのは、デスクトップクライアントの脅威対策を中心としたSOHOや小規模企業向け「ASA with FirePOWER Services 5506-X/5506W-X(Wは無線LANアクセスポイントを統合)」、ブランチオフィスや中規模企業向けの1Uサイズモデル「同 5508-X/5516-X」、産業環境向けの高耐久性ハードウェアを採用した「同 5506H-X」の、計5モデル。価格は995ドル(5506-X)から。