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性能怪獣なZenFone 2の実機を入手 早速いろいろチェックした!

2015年04月26日 12時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp

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スペックどおりにもちろんサクサク
日本語入力にはATOKが標準インストール

 Android 5.0との組み合わせにより、動作のサクサク感は言うまでもないレベル。また、たくさんアプリやゲームを立ち上げても、空きメモリーは十分で、それが結果的にバッテリーの持ちにも繋がってくるとメーカーでは説明されていた。

通知領域なども含めて、Android 5.0の標準UIからは大きな使い方の変更は無い

 カメラもリア13メガ、イン5メガと高画素化されている。レンズのF値は2.0で、HDRモードやローライトモードにより、暗所での強味を増しているとのこと。面白いのが画面がスリープ中に、画面に大きく「C」を指で描くと、即カメラが起動するというものだ。

 ホームUIの「ZenUI」はAndroid 5.0の標準UIから、大きく異なる使い方はなく、誰でも使いやすい。ZenUIで利用できる「SnapView」モードはいわゆるゲストモード的なもので、通常時とストレージ領域などを完全に切り分けられることで、友人に端末を貸したり、仕事とプライベートで使い方を変えるときに便利なものだ。日本語入力プログラムには「ATOK」が標準インストールされている。

より誰でも使いやすい「簡単モード」も用意

主要MVNOのAPN情報があらかじめ用意されていることで設定も容易

ATOKが標準で搭載。Recent Appsキーの長押しで画面キャプチャーができるのが実は便利

ホームキーの2回タップで片手モードに切り替え可能。画面の位置やサイズも変更できる

スペックを考えれば十分以上にお買い得
SIMフリー機の利便性はやっぱり高い

 端末価格(いずれも税抜)はテストした最上位機が5万800円、ストレージが32GBになる中位モデルが4万5800円、さらにCPUも変更になる下位モデルが3万5800円。最上位機のみ5月下旬以降の発売予定だが、それ以外の2モデルは5月16日発売で、すでに予約受付も開始している。

 全体で見ると、筐体に金属やガラス素材などを用いている他社フラグシップと比べて、プレミアム感でも同等レベルとはさすがに言いがたい。しかし、非常に高い性能と、SIMフリー機としての利便性(特に海外出張/旅行組には◎)、さらに国内のネットワークにも広く対応し、この価格帯はやっぱりお買い得。昨年のZenFone 5につづいて、当面SIMフリー端末の決定版になるのは確実な1台だろう。

  ZenFone 2 ZenFone 5(参考)
ディスプレー 5.5型液晶 5型液晶
画面解像度 1080×1920ドット 720×1280ドット
サイズ 約77.2×152.5×10.9mm 約72.8×148.2×10.34mm
重量 約170g 約145g
CPU Atom Z3580
2.3GHz(クアッドコア)
Snapdragon 400
1.2GHz(クアッドコア)
メモリー 4GB or 2GB 2GB
ストレージ 32 or 64GB 16 or 32GB
LTE対応周波数 バンド1/2/3/4/5/6/7/8/9/18/19/28 バンド1/3/7/8/19
カメラ リア:13メガ、イン:5メガ リア:8メガ、イン:2メガ
OS Android 5.0 Android 4.4
バッテリー容量 3000mAh 2110mAh
防水/防塵 ×/× ×/×
カラバリ ブラック、レッド、グレイ、ゴールド ブラック、ホワイト、レッド、ゴールド

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