14ヶ国16社の通信事業者で構成する通信ネットワークの主要機器に
最大伝送容量4600Gbps、東南アジア〜西欧を結ぶ光海底ケーブルシステムを高速大容量化
2015年03月18日 19時15分更新
三菱電機は3月18日、東南アジア・中東・西欧を結ぶ光海底ケーブルシステムの100Gbps波長増設プロジェクト向けに陸上端局装置の最新機種を納入完了したと発表した。
光海底ケーブル「SEA-ME-WE 4(South East Asia-Middle East-Western Europe 4)」は東南アジアから中東、中東からヨーロッパを繋ぐもの。100Gbpsコヒーレント技術を使い、現状の40Gbpsから100Gbpsに高速化するとともに、周波数利用効率を向上させ従来比1.6倍となる最大伝送容量4600Gbpsにアップデートする。
三菱電機が納入したのは陸上端局装置「MF6900GWS」。高速化とともにデータ収容効率の向上、消費電力の削減などが図られた最新モデル。同社は1994年に光海底ケーブル市場に参入して以来、5Gbps中継器、10Gbps中継器、40Gbpsは波長増幅プロジェクトなど各地の光海底ケーブル用機器を手がけている。
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