LGA2011-v3ソケットをデュアルで搭載するワークステーション向けのハイエンドマザーボード「Z10PE-D8 WS」がASUSから登場。24日(金)から販売が始まる。
「Z10PE-D8 WS」は、開発コードネーム“Haswell-EP”で知られるインテルのサーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon E5-2600 v3」シリーズに対応するデュアルLGA2011-v3マザーボード。
18コアのXeonを2つ使用すれば36コア環境を実現でき、Hyper-Threading Technologyによって、1台のPCで72スレッド環境を実現できる。フォームファクターはSSI EEB(305×330mm)となる。
チップセットはIntel C612。電源回路には、ASUSオリジナルデザインのデジタル電源回路を搭載し、通常のマザーボードシリーズとは異なるワークステーショングレードの部品を採用。MOSFETには、ドライバーICと2つのMOSFETを1チップ化したDriver-MOSFET(Dr.MOS)を、コンデンサーには65度環境下で120万時間使用できる高耐久コンデンサーを、さらにチョークコイルには一般的なチョークコイルよりも3度低い動作温度を実現したBeat Thermal Choke IIを使用する。
そのほか、電源ユニットからの電力供給状態を監視する「ASUS Dr. Power」やPOST時のQ-CodeをUSBメモリに保存する「Q-Code Logger」など、便利な独自機能も用意されている。
主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×7(動作モードは2CPU搭載時x16+x0+x16+x0+x16+x8+x16もしくはx8+x8+x8+x8+x16+x8+x16)で4Way AMD CROSSFIREや4Way NVIDIA SLIに対応。メモリースロットはDDR4-DIMM×8(DDR4-2133/1866/1600/1333、最大512GB)。
オンボードインターフェースとして、ギガビットイーサネット(Intel)×2、8chサウンド、M.2スロット(Gen3 x4動作)、SATA Express×2、SATA3.0×12、USB 3.0×10などを装備する。
価格は以下の通りだ。
価格 | ショップ |
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