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世界から注目を浴びるベルリンのスタートアップ界

2014年06月09日 16時00分更新

文● ガチ鈴木/アスキークラウド

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 いま、ドイツの首都ベルリンのスタートアップが盛り上がっている。「SoundCloud」などすでに世界的なサービスもあるが、いまベルリンではスタートアップのコミュニティーが成長し、歴史的にも西欧と東欧が混じるこの地にここ数年多くの人が集まり、欧州のスタートアップシーンをリードする存在となった。世界からも注目を集めているという。

 そんなベルリンのスタートアップのCEOが来日し、製品やサービス、ベルリンのスタートアップ事情を紹介するイベント「Berlin Innovation Meetup in Tokyo」が、2014年5月29日に開催された。

 スマホアプリを探そうにも、グーグルやアップルのアプリストアーではランキング上位のものしか表示されず、検索もいまいち。特に特殊なもの、専門性の高いものなどは、アプリ名を知っていない限りなかなかダウンロードまでたどり着くことが難しい。そんな課題を解決するために生まれたのが、スマホアプリのための検索エンジン「Xyo」だ。スピーカーはXyoのゾイ・アダモビッチCEO。ソーシャルの行動履歴や友人の使っているアプリなどから、検索した際に最適なアプリをレコメンドしてくれる。イベント参加のために来日した際に日本語に対応、現在ベータ版をウェブサイトから利用できる。XyoのAndroidアプリも今後、登場予定だ。

 ベルリンスタートアップの特徴はデザインの良さ、また日本と同様にものづくりに長けた国だけあり、もののインターネット「IoT」の分野も強い。「HEADWAVE」はバイクのヘルメットの後ろに、取り付ける小型のスピーカーシステム。表面サウンド技術でヘルメット全体に音響の振動を響かせ、かぶると音楽が聞こえる仕組みだ。HeadWaveのソフィー・ウィルボーンCEOは、バイクでヘッドホンをつけるのは大変という中から生まれたアイデアだと話す。Bluetoothでスマートフォンから音楽を転送。今秋から生産を開始し、ドイツでは270ユーロで発売予定。米国や日本にも展開したいという。

 なぜベルリンにスタートアップが集まるのか、欧州の中心地という地理的な条件もあるが、生活コストの安さや、セレクションに合格するとオフィスと生活費が支給される「シードアクセラレーター」なども存在、コミュニティーがしっかりとしたエコシステムが構築されているからだという。今後も成長が見込めるIoTの分野に強いところなど、日本からもけっして無視できない注目していたい市場だ。

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